10月10日にアメリカ・カリフォルニアで開催される「フェアフィールド・プロテニス選手権」は、錦織圭(ユニクロ/世界ランク750位)に予選のワイルドカード(主催者推薦)を与えると、大会関係者が明らかにした。
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今年1月に左股関節の手術を受けた錦織は、復帰に向けてトレーニングを継続。
「フェアフィールド・プロテニス選手権」のトーナメント・ディレクターを務めるフィル・チェロ氏は、錦織に予選ワイルドカードを与えることを明らかにし、本戦ではなく予選であることの理由については、自身が与えられる本戦ワイルドカードは1つしかなく、その枠は以前から決定していたという。
また、残りの本戦ワイルドカードもアメリカで開催されるチャレンジャー大会の場合は、自国選手もしくはアメリカの大学でプレーしている海外選手に渡されることとなるようで、そのため錦織に与えられたのが予選のワイルドカードだったようだ。もし、プロテクトランキングを使用せずチャレンジャー大会に予選から出場となれば、2008年1月以来約14年8ヵ月ぶりとなる。
昨年10月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会を最後に、実戦から遠ざかっている錦織。復帰が待たれるところだが、1年ぶりの実戦の場となるだろうか。
なお、「カルガリー・ナショナル・バンク・チャレンジャー」(カナダ・カルガリー/11月6日~13日)、「ドラモンビル・ナショナル・バンク・チャレンジャー」(11月14日~20日)もワイルドカード(主催者推薦)を与えると発表している。