19歳のホダル 強いメンタリティで掴んだ勝利、準々決勝のズベレフ戦へ「勝機はある」


5月31日、「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス4回戦が行われ、第27シードのラファエル・ホダル(スペイン/世界ランク29位)が同胞の先輩であるパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同89位)を4-6, 4-6, 6-1, 6-2, 6-2の逆転で破り、自身初となるグランドスラム準々決勝進出を果たした。

【動画】19歳ホダルが初出場の「全仏オープン」で8強!4回戦ハイライト

19歳のホダルは、クレーコート・シーズンに入って躍動。
4月のATP250マラケシュでツアー初タイトルを手にすると、ATP500バルセロナで4強。ATPマドリード、ローマでもベスト8という好成績を残し、自己最高ランク29位を記録している。

前半の2セットは元世界ランク10位のカレーニョ・ブスタが主導権を握った。ホダルは相手の深いバックハンドに苦しみ、第2セットでは0-4とリードを広げられる展開となる。しかし、ここからホダルが4-6まで巻き返したことで流れが変わり始めた。

第3セットをホダルが6-1で奪い返すと、カレーニョ・ブスタは右肩の治療のためにメディカル・タイムアウトを要求。勝機を察知したホダルはさらにギアを上げ、6-2でセットカウントをタイに戻した。

勝負の最終セット、ホダルは第2ゲームで0-30のピンチを迎えたが、ここをキープして流れを渡さない。反対に勢いに乗って、第3、第5ゲームをブレークし、3時間41分の死闘の末に6-2で2セットダウンからの大逆転劇を完成させた。

これでホダルの今季クレーコートでの勝利数はツアー最多の19勝となり、キャリア通算の第5セットの戦績を3勝0敗とした。

2セットダウンからの逆転劇について、ホダルは「非常にタフな試合だった。パブロは最初の2セットで素晴らしいプレーをしていた。
逆転勝ちできたこと、そして最後の1ポイントまでプッシュし、信じ続けられたことを心から嬉しく思う」と語った。

第2セットで0-4とされた場面が重要だったとし、「まだこのセットを取り返せる、簡単には渡さないという強い気持ちを持っていた。あの場面が試合の重要な局面の一つだった。他の選手なら、4回戦まで進めたから十分だと受け入れて諦めてしまうかもしれない状況だったが、自分にはまだできるという信念があった」と振り返った。

準々決勝では、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と対戦する。

次戦に向けて、ホダルは「彼は今ツアーで最高の選手の一人であり、これまでの実績も素晴らしい。まずはしっかり回復すること。試合のない月曜日を利用して準備を整える。世界トップの選手と準々決勝で戦える機会を楽しみ、多くのことを学びたい。今日までの試合と同じように、自分がやるべきことを正しく実行できれば、勝機はあると信じて全力で臨む」と抱負を述べた。
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