バランスを崩すアセンシオ。期待に応えたとは言い難かった photo/Getty Images
アトレティコ相手にベンゼマのゴールのみ
現地時間3月7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節のアトレティコ・マドリード対レアル・マドリード戦は1-1のドローに終わった。
試合は前半15分に前線に抜け出したルイス・スアレスが巧みなアウトサイドでゴールを沈め、アトレティコがリードする展開。ディエゴ・シメオネ率いるチームは前線からの激しいプレッシングや持ち前の堅守で攻守において締まった試合を続けた。
そんな中でレアルに必要だったのはとにかくゴール。この日先発に復帰しキャプテンマークを巻いたカリム・ベンゼマをセンターに、右ウイングにロドリゴ・ゴエス、左ウイングにマルコ・アセンシオが配置された前線には、勝ち点3がほしい状況で目に見える結果が求められた。
しかし、ヤン・オブラクをはじめとしたアトレティコの守備に苦しみ、挙げたゴールは終了間際のベンゼマの1点のみ。大一番で先発に指名されたロドリゴ、アセンシオは存在感が希薄でジネディーヌ・ジダンの期待に応えられず、後半15分にフェデリコ・バルベルデとヴィニシウス・ジュニオールとの交代を余儀なくされた。
長年レアルの得点源を担っていたクリスティアーノ・ロナウドが2018年夏にユベントスに移籍して以来、前線の得点力不足は度々指摘されてきた。チャンスメイクだけでなくフィニッシャーとしても優秀なベンゼマは健在だが、ディフェンダーながら昨季11ゴールを挙げたセルヒオ・ラモスが不在の状況で、彼らに変わる得点源が求められてきた。
その筆頭候補と呼べる存在のエデン・アザールは復帰しては負傷離脱を繰り返す悪循環にはまっている。またマドリードダービーで出番を与えられた選手たちも、アセンシオが2ゴール、ヴィニシウスが3ゴール、ロドリゴが0ゴールとリーグ戦で結果を残すことができていない。カゼミロやラファエル・ヴァランといったセットプレイに強い守備のタレントはいるものの、ロナウドやトッテナムにローン移籍中のガレス・ベイルらがいた頃の攻撃陣に比べると寂しい印象が拭えない。
近年ターゲットとされており移籍報道が絶えないパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペや、ドルトムントのアーリング・ハーランドなど次世代を担うアタッカーの獲得に動き出すのか。今季まだ可能性は残されているものの、国内リーグやチャンピオンズリーグといった大会でタイトルを奪いにいく上で現状の攻撃陣の見直しと強化は求められるのではないか。
アトレティコとの大一番で勝利を逃し、国内リーグ連覇が苦しい状況になってきたレアル。はたして、現状課題となっている攻撃陣の入れ替えに今夏動き出すのだろうか。

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