レアルは思うような結果が出ていない photo/Getty Images
ムバッペ個人の数字は見事だが……
レアル・マドリードがFWキリアン・ムバッペと契約した時、レアルは大きな成功を手にすると思われた。しかし、昨季に続いて今季もタイトルを逃す恐れがある。
ムバッペ個人は昨季全コンペティション合わせて44ゴール、今季もここまで39ゴールを挙げていて、この得点数に文句はつけられない。ただ、個人の数字とチームが機能しているかは別の話だ。チームはリーグ戦直近2試合でマジョルカに1-2、ジローナには1-1のドローと結果が出ていない。
米『SI』はムバッペがチームに入ることで、攻撃に対する考え方が変わってしまっているのではないかと分析する。
「ムバッペがピッチに立つと、彼が攻撃の中心になる。その際チームには集団意識のようなものが生まれ、『ムバッペにボールを回せ』となるわけだ。中盤の選手はムバッペにパスを出し、ヴィニシウスもムバッペにパスを出し、アーノルドもムバッペにパスを出す。チームはムバッペにボールを渡すためだけに動き、彼が何か起こしてくれることを期待するのだ。ムバッペがその何かを起こす力を持っているのは疑いようもない。しかしそれが機能しない時、マドリーの攻撃は残留争いをしているチームかのように簡単なものとなってしまう」
「一方でムバッペが不在の際はボールをワイドに展開し、相手守備陣を広げてヴィニシウスやバルベルデ、チュアメニらが攻撃の起点となるスペースを作り出していた。ムバッペがスタメンから外れた7試合で、この3選手は実に13のゴールに絡んでいる。それがムバッペが復帰した最近のゲームでは沈黙状態だった。
同メディアの指摘通り選手たちが前線のムバッペにこだわっているかは分からないが、ムバッペの存在が特別なことは確かだ。攻撃のリズムが変わるところはあるはずで、まだレアルは最適解を見つけていないか。

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