冬季のインフラ攻撃の意図がバレバレ?

ロシア軍は各種ミサイル計約900発を備蓄か

 防衛省・自衛隊は、2023年11月28日(火)時点のウクライナ情勢を公表しました。その中で、ウクライナ空軍報道官が11月24日(金)、ロシア軍の各種ミサイル備蓄量や月当たりの生産能力を明らかにしたとしています。

ロシアのミサイル生産能力はどれくらい?ウクライナ攻撃に備えて...の画像はこちら >>

ロシア空軍のMiG-31戦闘機(画像:ロシア国防省)。

 ウクライナ空軍報道官によると、ロシア軍は各種ミサイル計約900発を備蓄している可能性があるとのこと。またロシア軍は現在、月に約100発の長距離ミサイルを生産することが可能としています。
 
 ロシアのミサイル備蓄をめぐっては、イギリス国防省が2023年10月、ロシアが爆撃機から巡航ミサイルを発射することを控え、ミサイルの備蓄を増やしていると指摘していました。

 イギリス国防省は、ロシアが昨年の冬季のようなウクライナに対するインフラ攻撃を繰り返そうとする場合、備蓄したミサイルを使用する可能性が非常に高いと分析しています。