乗りものニュースでは、2026年3月14日から約1か月間、鉄道のダイヤ改正に関するアンケートを実施しました。
アンケートでは、回答者のおよそ3分の2以上がその影響を実感しているという結果となり、特に「運賃の値上げ」に関する影響を感じる回答が多く挙がりました。
利用する路線において、今回のダイヤ改正に伴う運賃の改定があったとする回答は82.4%にのぼり、首都圏に限ると84.0%の回答者が、利用路線で運賃改定があったと回答しました。
また、よく利用する区間における既存の運賃からどの程度値上がりしたのかを聞いたところ、最も多かったのは「30円程度」(37.3%)、次いで「50円程度」(25.5%)でした。
「100円程度」(11.8%)、「100円以上」(9.8%)、「70円」(3.9%)と続き、「0円」と回答したのは11.8%にとどまっており、総じて鉄道利用時の運賃負担は増加している傾向がうかがえます。
こうした運賃の値上げについては、39.2%が「やや影響している」と回答し、「大きく影響している」と合わせると6割に達しました。さらに、値上がり幅の中心層である「30円程度、50円程度」の回答者に絞ると、68.2%が影響を感じていることが分かりました。
地下鉄・私鉄へシフトもJR東日本のダイヤ改正を前に、京王電鉄は競合する新宿~八王子間などの運賃差をアピールする施策を展開していましたが、実際に運賃の値上がりを理由に乗車路線を変更した人はいるのでしょうか。
今回のダイヤ改正を理由に、通勤や通学などで利用する路線に変更があったかを聞いたところ、13.7%の回答者が「変更した」と回答し、さらに7.8%は「鉄道から他の交通手段に変更」したという結果となりました。
78.4%は「従来通り」の路線利用を継続しているものの、一定数でルート変更が発生していることが明らかになりました。
「JR線から東急東横線へ」(20代・男性・首都圏在住)
「“中央線中野駅から拝島駅”を“西武新宿線から拝島線”に変更」(60代・男性・首都圏在住)
「山手線+中央線から副都心線・丸の内線へ」(30代・男性・首都圏在住)
「JRから営団地下鉄や都バス」(60代・女性・首都圏在住)
経路を変更した回答者のうち、69.2%が「別路線の方が安い」ことを理由として挙げています。山手線など東京都心部の利用者は地下鉄へ、またJR線と並行する私鉄がある場合はそちらへ移行する傾向が見られます。
利用路線の変更に伴う混雑の変化については、ダイヤ改正直後のアンケート時点では大きな変化を感じていないという回答が多かったものの、副都心線などの地下鉄や京王線では、以前より混雑していると感じる人もいるようです。
ただし、もともと混雑していたという意見もあり、特に小田急線で通勤時間帯の混雑を指摘する人が多く見られました。

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