全長43.8m

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは、同社で開発が進められている新型旅客機「737-10」が、ブレーキ性能テストを行ったと発表しました。同社によるとこのときのブレーキ温度は摂氏1371度に達したとのことです。

同時に公開された写真では、主脚部分が摩擦熱で燃えている様子も確認できます。

【写真】えっ…これが「もっともデカい737」驚愕テスト後の主脚です

 737-10は、ボーイングのロングセラー旅客機「737」シリーズの最新派生型、「737 MAX」のひとつ。これまでの737シリーズでもっとも長い、43.8mの胴体をもち、最大230席を搭載することができます。従来型の737シリーズ「737NG(ネクスト・ジェネレーション)」と比べて、737-10は二酸化炭素排出量を14%削減し、騒音も50%軽減しているとのことです。実用化は最速で2026年を予定しています。

 今回のテストは、最大離陸重量の状態となった737-10を180ノット(時速333km)まで加速させた状態から、離陸を中止してフルブレーキをかけるというもの。減速にはエンジンの噴射方向を変える「逆噴射」などは用いず、ブレーキのみを用います。なお同社によると、こうしたシチュエーションは「実際の運用では決して遭遇しない」とのことで、最悪の条件下でも安全に停止できることを試験する内容となっています。

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