新日本プロレスは9日、江東区のTOKYO DREAM PARKで記者会見し「DOMINION 6.14 in OSAKA‐JO HALL」(6・14大阪城ホール)の主要対戦カードを発表した。

 ファンに公開した会見ではNEVER無差別級選手権で“柔道金メダル”ウルフアロンの挑戦を受ける「H.O.T」成田蓮が登壇する予定だったが、ウルフの登場後に成田は現れず会見をボイコットした。

 5・22「ドラディション」後楽園ホール大会で藤波辰爾と一騎打ちする成田は、4月15日に都内での会見をボイコット。これに続く不敵行為にウルフは「この前の藤波さんとの会見もボイコットしてるんですよ。28じゃないですか、歳は。行かなきゃいけない場に、行ってない俺カッコイイみたいな。中学生の時とかそういう時期みんなあると思うんですけど、遅れてきた“中二病野郎”ですね」と糾弾した。

 ここからウルフが1人で司会者からの質問を受ける形となった。成田には2・11大阪府立体育会館でデビュー以来、初のシングル戦で敗れNEVER王座から陥落した。4か月後に巡ってきたリベンジ戦に「2月に、成田蓮にあのようなかたちで敗れてしまってから、ずっとHOUSE OF TORTUREには悔しい思い、苦汁をなめさせられてきていたので。ここでしっかりと成田蓮に勝って、次のステージに進みたいと思ってます」と誓った。

 「H.O.T」の無法行為には「HOUSE OF TORTUREは自分たちがやっていること全て正当化するような連中なので、まあ成田蓮にとってはあれが正々堂々とした闘い方なんじゃないですか? ってなったら、ボクはボクの正々堂々とした闘い方でそれを迎え撃つだけですし。その準備も残りのこの1ヵ月でやっていきたいと思っています」と明かした。

 ウルフのトークショーと化した会見は写真撮影となった。

ウルフがカメラマンに向かってファイティングポーズを取った時だった。腰にベルトを巻いた成田が突如、出現し背後からウルフを襲撃し柔道の黒帯で首を絞め上げた。

 大ハプニングに会場は騒然。マイクを持った成田は「テメーな、俺に2月に負けといてまたこのベルトに挑戦させろだ? ムシが良すぎるんだよな、オイ。テメーもな、ベルト持ってんだろ? なあ、この黒いベルト持ってんだろ、黒帯をよ。テメーも黒帯かけてこいよ。なあ、話はそれからだバカヤロー!」と要求。両者が乱闘へ発展する危険性を察知し記者席で会見を見守っていた棚橋弘至社長が壇上に駆け上がり2人の間に割って入った。

 大混乱のステージで成田は「こっちはな、ベルトかけてんだ。もう一回言ってやろうか? テメーはな、コレと同じ黒帯かけて大阪城来い、バカヤロー。ベルトも獲れず、黒帯取られた情けねえ姿をな、地上波で晒してやるよ。ざまあみろ!」と罵倒。

ウルフは「オイ、成田、オイ! 俺が次テメーに負けることがあったらな、俺もそのテメーがいま持っている黒帯、返上してやるよ!」と応じ「成田に俺が負けるようなことがあったら、自分の持っている帯、ベルトをかける覚悟で、そのぐらいアイツには負けたくないので。全身全霊をもって倒しにいきます」と応じた。6・14大阪城は「ウルフアロン30歳 負けたら黒帯剥奪マッチ」となった。

 ◆6・14大阪城決定済みカード

 ▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

タイチ、上村優也 vs 大岩陵平、ザック・セイバーJr.

 ▼NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負

王者・KONOSUKE TAKESHITA vs 挑戦者・SANADA

 ▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 3WAYマッチ 60分1本勝負

王者・アンドラデ・エル・イドロ vs 挑戦者・海野翔太 vs 挑戦者・ドリラ・モロニー

※3選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。

 ▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負

王者・成田蓮 vs 挑戦者・ウルフアロン

 ▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負

王者組・OSKAR、Yuto‐Ice vs 挑戦者組・グレート‐O‐カーン、HENARE

 ▼IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負

王者・カラム・ニューマン vs 挑戦者・辻 陽太

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