◆米大リーグ ブルージェイズ14―1エンゼルス(9日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)は9日(日本時間10日)、本拠地・エンゼルス戦に「4番・三塁」でスタメン出場し、5回に適時打を放つなど、4打数1安打1打点でチーム大勝に貢献した。メジャー自己最長の8試合連続安打、11試合連続出塁をマーク。

10点差となった7回には代打を送られて途中交代した。

 快音が止まらない。1−0で迎えた5回無死二、三塁の3打席目。岡本は右腕コハノビツが投げた、カウント2―2から甘く入った変化球をライナーで左前にはじき返した。三塁走者が生還して2−0。岡本に続けとばかり、打線は波状攻撃を開始。バレンズエラの3ランも飛び出し、この回一挙7点の猛攻で、勝負を決めた。「追い込まれていましたし、何とか前に飛ばそうというだけ。1試合、1試合何とかしようと思っているので、1本出てよかったです」。渡米後最長の8試合連続安打&11試合連続出塁。この期間、31打数11安打の打率3割5分5厘、5本塁打10打点8得点と絶好調だ。

 この日は、第1打席に二ゴロながら打球速度109・8マイル(約176、7キロ)、第2打席に中飛ながら108.7マイル(約174・9キロ)と強打で凡退したが、得点圏に走者を置けば、相手の89マイル(約143キロ)のチェンジアップをうまくミート。

打球速度74・5マイル(約120キロ)の緩い当たりで、左中間に打球を運んだ。

 シュナイダー監督は、そのスキルセットを絶賛する。「彼は強い打球を打つ才能があるけど、2ストライクでは、スイングを少し抑えめにもできるのが素晴らしい。ここ数週間、その技術をうまく使い分けています。2ストライクからの難しい局面からも、相手にプレッシャーを掛けられるのが、彼の強み。得点が必要な場面で活躍し、彼にとって、また素晴らしい一日になりました」。得点圏は40打数10安打の打率2割5分で13打点と期待に応えるルーキーに指揮官は目を細める。

 10−0の大量リードで迎えた7回の第5打席は代打を出された。4月3日以来3度目の途中交代で、延長に突入しなかった9回の試合では初の交代。開幕から39試合中38試合に出場しているルーキーは”お役御免”となった。メジャー最長13連戦も経験したが、「あまり関係ないです。疲れは一緒なんで。

曜日感覚はあまりなくて、明日デーゲームやなぁというくらい」とコンディションづくりは苦にしていない。「試合に出る以上、僕も打ちたいですし、無駄なことはない。まだまだ長いのでいろんな時があると思うけれど、また成長していけるように日々頑張りたいと思います」と、3月の開幕カード(アスレチックス)以来となる3連戦3連勝のスイープに意気込んだ。

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