◆米大リーグ ブルージェイズ―エンゼルス(8日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地・エンゼルス戦に「4番・三塁」で先発出場。0―0の3回1死一、二塁で迎えた第2打席に先制の中前適時打を放ってメジャー最長となる7試合連続安打を記録すると、4回の守備では無死一塁でトラウトの打球速度105・2マイル(約169・3キロ)の強い当たりを横っ跳びで処理し、二塁に送球。

「5―4―3」の併殺が決まると、本拠地が大歓声に包まれた。

 火の出るような主砲トラウトの当たりに飛び込んだ。体勢を立て直し、二塁へ矢のような送球から三ゴロ併殺が決まった。現地ラジオ局の中継では「5―4―3! カズマ・オカモトがトラウトの長打を阻止し、失点を防ぎました! もし抜けていれば、走者が(本塁まで)かえっていたに違いありません。なんというプレーでしょう!」と絶叫した。

 全体練習前に早出特守をするのが日課となっている岡本は、守備について「取れるアウトを確実に取れるように毎試合、準備していきたいと思います。守っている以上はアウトにするというのが野手の務めなので。練習はいろいろやりますけど、試合はとにかく、形は関係なくアウトにしようという気持ちです」と語る。渡米後は、打球速度が100マイル(約160・9キロ)を超える右打ちのメジャーの強打者の打球にも対応しており、「怖いとか思ったことはない。そりゃ、イレギュラーして顔のところに来たら、ウワッとなりますけど。自分のところに飛んできたら、アウトにしようという方が強いです」と職人気質をみせる。

 ラジオの解説者は「彼は打席での活躍だけでなく、守備での好プレーを連発し続けています」と攻守の相乗効果を指摘していたが、岡本自身は「僕は分けて考えているので。

打てないからと言って、守備がダメになるとかはなく、守備は守備、バッティングはバッティングというふうに分けて、切り替えてやっています」と淡々と分析していた。

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