◆春季高校野球北海道大会室蘭地区予選 ▽2回戦 駒大苫小牧8―1鵡川=7回コールド=(9日・苫小牧とましん)

 春季北海道大会地区予選が5地区で15試合行われた。昨秋全道8強の駒大苫小牧は、8―1の7回コールドで鵡川を下し、初戦突破。

プロ注目の最速148キロ右腕・三浦秀斗(3年)を8安打で攻略した。苫小牧中央は、今春センバツから導入された指名打者起用の7番・中島快斗(3年)が2安打3打点をマークし、7―2で苫小牧工に勝利した。

 春7年ぶりの頂点へ、駒大苫小牧がコールド発進だ。昨夏、秋に続き3季連続対戦となった鵡川との実力校対決を制し、佐々木孝介監督(39)は「点数差が離れたときに雑なところが出てしまった。まだまだ詰めていかないといけないところもある」と振り返った。

 相手の先発は、プロ注目の三浦。4月のU―18日本代表候補合宿にも参加した道内トップクラスのポテンシャルを持つ右腕だが、昨夏は1回途中ノックアウト。秋も5回で7得点を奪った駒大苫小牧打線がまたも“キラー”ぶりを発揮した。

 指揮官が「イメージはあった」と言うように、1回先頭の1番・石村剣士朗右翼手(3年)の三塁打を皮切りに、犠飛と適時打で2点を先制した。3安打の4番DH・野本洸志(3年)の適時打などで2回にも2点を追加すると、3回も適時打で1点。4回にも野本の三塁打から好機を作って3点を奪い、5回8安打8得点で右腕をマウンドから引きずり下ろした。

 昨秋は優勝した北照に2―3で惜敗。

夏の甲子園での勝利と、春の関東遠征で敗れた強豪撃破を目標に設定して新シーズンを迎えた。福岡・北九州市出身の野本は「打倒横浜の気持ちでやっている。(横浜のエース)織田(翔希)とは地元が一緒なので、意識するところもある。春の大会だと思わず、夏のための練習試合だと思って、公式戦というのを全く意識せずに自分たちのやるべきことをやるだけ」。まずは2年ぶりの春全道出場に向け、わずか1枠の激戦室蘭地区を突破する。(島山 知房)

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