高級なインパネ! 手をかざすとふわっと現れるスイッチ類

 パシフィコ横浜で2026年5月27日から29日に開催された「人とくるまのテクノロジー展2026」(公益社団法人 自動車技術会主催)では、トヨタ系サプライヤーの東海理化が、レクサスの新型「ES」のインパネの一部を展示。そこで目を引いたのが、エアコンなどのスイッチ類です。

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 新型ESでは、インパネに配置されたレザー加飾の表皮に、スイッチ類が浮かび上がる仕組みとなっています。通常は何も表示されておらず、高級感のあるレザーのインパネといった印象ですが、手をかざすとフラットな表皮にスイッチのアイコンが現れます。

 それでいて、押すと確かにスイッチの感触があり、レクサスはタッチパネル方式にない「押し間違いを防ぐ」デザインだとしています。一体どのような仕組みなのでしょうか。

 このスイッチは、主にマツダのインテリアなどを担当するダイキョーニシカワ(広島市)が開発した「ルミナスコントロールレザー」を採用しています。東海理化とダイキョーニシカワの両ブースで同じものを展示していました。

 かんたんに言えば、光を通すレザーです。その裏に光を通さない処理を施し、スイッチのアイコン部分のみ、その処理をしないようにすることで、裏から光を当てた際にスイッチのアイコンのみが浮かび上がる仕組みなのだといいます。ちなみに、レザー表皮の色を変えることもできるので、インテリアに合わせたデザインが可能とのこと。

 レクサスはこれを「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」と名づけ、「人の操作をさりげなく支える」「テクノロジーを全面に出さないスッキリとしたデザイン」で表現した世界初の物理スイッチだとしています。新型ESは2026年6月中旬頃の発売予定です。

【スゲ―――!】これが「レザーに浮かび上がるスイッチ」の実物です(写真)

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