打ち寄せる波に乗っているのはサーファーだけではなく、足元の砂の中にいる小さな貝たちもです。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
「波に乗る」貝たち
海水の温度も温む初夏のこの時期、南からの大きなウネリが浜に届く日には多くのサーファーが浜を訪れます。しかし、この波に乗ろうとしているのは実はヒトだけではありません。
サーファーが集まるような外洋の波足の長い浜で、波打ち際のところをよく観察していると、小石程度の物体が引き波に逆らって止まっているのが見えるかもしれません。
これは「ナミノコガイ」もしくは「フジノハナガイ」という種類の貝です。彼らは砂のごく浅いところに生息しており、波が打ち寄せると流されて波打ち際に到達し、そこで砂に潜るという「波乗り行為」を行うのです。
なぜ移動する?
しかしなぜ彼らは「波乗り」をするのでしょうか。その理由としては「常に波打ち際にいたい」からだと考えられています。
しかし、なぜ波打ち際にいたいのかについては、現時点ではハッキリしていないようです。
「波打ち際は海がかき混ぜられることで酸素が多く、貝の生育に向いている」「砂に浅く潜る貝なので天敵が多く、襲われにくい波打ち際に居ようとする」「波打ち際は餌となるプランクトンが豊富」などが、理由として考えられています。
イタリアンの高級食材
そんなナミノコガイ、我が国では比較的どこでも見られますが、利用はあまりされていないようです。ひとつひとつが小さく、移動するために採取が簡単ではないこと、量が集まりにくいことが理由と思われます。
しかし、実は食べると非常に美味しい貝です。個人的にはアサリとハマグリの良いとこ取りといった感じで、濃厚な旨味と出汁を楽しむことができます。
イタリアではこのナミノコガイに近縁の貝をテリーナと呼び、高級食材として扱っています。これを使ったボンゴレパスタは、アサリを使ったものよりも評価が高くなっているようです。
<脇本 哲朗/サカナ研究所>
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