プロ野球チア・オーディション密着取材
北海道日本ハムファイターズ・ファイターズガール 後編(全2回)
【スキル抜群、個性豊かな新メンバー】
昨年12月17日に行なわれた北海道日本ハムファイターズの公式チアリーダー「ファイターズガール」の2024年新メンバーオーディション。
そして、34人にしぼられた最終候補者は、同日に行なわれた最終審査へ。
ファイターズガールを志望した理由については、ファンとのつながりを重視している球団であることを挙げる参加者が多かった。ファンと一緒に2年目のエスコフィールドを盛り上げたいという思いが面接の話から伝わってきた。
そして、ついに新メンバー12人が決定! 昨季からの継続メンバー12人と合わせて24人となった新生ファイターズガール。
【他球団から"移籍"にビール売り子も】
鈴木志織さんは、福岡ソフトバンクホークスの公式ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」出身で、まさに即戦力。
「いろんな球団のチアを調べるなかで、ファイターズガールのパフォーマンスにはすごくワクワクしたので、ここ(北海道)で挑戦したいと思いました。アピールポイントは笑顔とダンスのエネルギーなので、元気と挑戦する気持ちを持ち続けて、ひとりでも多くの方にエネルギーや勇気、夢を届けられるように頑張りたいと思います」
「ファイターズガールになることが一番の夢だったので、うれしくて、合格発表の時は涙が出てしまいました。
【「ふたりでひとつ」双子姉妹も合格】
そして、特筆したい新メンバーが羅臼町出身の水落桜子・桃子姉妹。ふたりは一卵性の双子。別々に行なわれた最終審査では、それぞれの順番で「滑るので靴を脱いで踊らせていただいてもいいですか?」と同じように審査員に聞いて驚かせた。同じ空間にいなくても、一心同体であることをアピールしていた。
「最終審査は緊張で振りがぶっ飛んでしまい自信がなかったです。自分の番号が呼ばれた時は驚き、『本当に私の番号?』と確認してしました。私が呼ばれた瞬間、姉もいけるなと思いました。私たちはふたりでひとつ。ふたりがいるからこそ私たち全部のパワーと魅力を出せると思うので、ふたりで一生懸命、楽しんでがんばります」(桃子さん)
「桃子が呼ばれた時に『ありがとうございます!』って合格を確信しました(笑)。私たちふたりで、底なしのパワーと笑顔を北海道に届けていきたいと思います」(桜子さん)
このように魅力的な新メンバーが加わった2024シーズンのファイターズガール。今季は「きつねダンス」超えの盛り上がりを見せられるか! 今から楽しみだ!
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