GRスポーツはほかのグレードと異なるアグレッシブなイメージ
2018年11月の広州モーターショーでワールドプレミアとなった、現行カローラセダン。日本仕様は中国では広州トヨタで生産されるレビン、そして北米仕様カローラとなるが、中国では、そのほかの地域向けのカローラセダンも発表されている。
カローラフリークの筆者は、その後の世界のオートショーに展示される新型カローラセダンをチェックするのを密かな楽しみにしている。
タイでのラインアップを見て驚いたのが、メインがハイブリッドユニットとなっていること。ホームページに掲載されている、全6バリエーション中3モデルがハイブリッド仕様だ。そのほかは1.6リッターエンジン搭載車、タクシーベースの「Limo」なども用意されている。そしてさらに驚いたのが「GRスポーツ」の存在だ。個人的には、タクシー用に装備が省かれているであろうLimoの存在もおおいに気になるが、まさかタイでGRスポーツに遭遇するとは思っていなかった。
ほかのグレードとは明らかに異なるアグレッシブなイメージの強いフロントフェイスをはじめ、ブラックアウトされたドアミラーやサイドアンダースカート、リヤスポイラー、リヤアンダースポイラーに、専用17インチホイールを採用している(ハイブリッド最上級とGRスポーツ以外は16インチとなる)。インテリアではブラックレザーをベースに、ショルダー部分に赤いアクセントが入ったシートが特徴的である。そして忘れてはいけないのが、トランクにある「GR SPORT」のバッジである。
タイでは車両価格が高めに設定されるも、ドレスアップが盛ん!
搭載エンジンはタイ仕様では唯一の1.8リッター。ただ日本仕様の2ZR-FAE(バルブマチック)ではなく、通常のデュアルVVT-iとなる2ZR-FBE型エンジンを搭載し、140馬力を発生する。トランスミッションは7速シーケンシャルモード付CVTとなっている。
タイのひとはクルマが大好きで、ドレスアップにはかなり興味があるようだ。そのため街を走るカローラのタクシーも、営業車なのに華やかにドレスアップしている車両も珍しくない。そのようなマーケットという背景があり、GRスポーツが設定されたのかもしれない。
ちなみにGRスポーツの価格は約362万円。1.6リッターのベーシックグレードが約315万円、ハイブリッドの最上級グレードが約398万円なので、飛びぬけて割高というわけでもないようだ。ちなみにタイでは全般的に車両価格は高めに設定されている。
日本仕様は中国でのレビンや北米仕様となるので、このままタイのモデルがGRスポーツとなることはないかもしれないが、逆にGRだけこの仕様になるかもしれない(搭載エンジンは1.2リッターターボとなるだろう)。日本でも果たしてGRスポーツがデビューするのか、いまから楽しみである。

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