大和証券グループ本社は、オリックス銀行(東京都港区)を子会社化することで、融資や信託などの銀行機能を拡充する。「金利ある世界」への移行が進む中、顧客のライフステージに応じた包括的なコンサルティングに対する需要が高まっており、グループとして銀行機能の抜本的な拡充・強化が不可欠と判断した。

オリックス銀行は経常収益703億円、経常利益299億円、純資産2700億円(2025年3月期)。将来的には傘下の大和ネクスト銀行(東京都千代田区)と合併し、預金拡大と融資拡大の好循環を通じた持続的成長モデルの確立を進める。新銀行は総資産9兆円、自己資本4000億円の規模となる。

オリックスは、2035年の経営指標としてROE15%・純利益1兆円を掲げ、アセットマネジメント領域の拡大を通じた資本効率の向上を進めており、その一環としてオリックス銀行を譲渡することにした。

大和証券グループ本社による取得価額は3700億円。2026年10月までに取得する予定。子会社の大和ネクスト銀行を通じて、オリックス銀行の全株式を取得する。

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