石油元売り大手のENEOSホールディングスは、米石油メジャーChevron Corporation傘下のシンガポール、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、ベトナム、インドネシアにおける燃料油・潤滑油販売事業を取得することで、これら成長市場での事業基盤強化と収益機会の拡大を図る。

取得するのは、Chevron Singapore Pte. Ltd.(シンガポール)、Chevron Malaysia Ltd.(クアラルンプール)、Chevron Philippines Inc.(マカティ)、Chevron Australia Downstream Holdings Pty Ltd(クイーンズランド州)、PT Chevron Oil Products Indonesia(ジャカルタ)の5社。

Chevron Singaporeは、シンガポール唯一の民間製油所を運営する石油精製会社Singapore Refining Companyの持分50%を保有するほか、石油製品・潤滑油の販売を手がける。同社の売上高は1兆1900億円、営業利益460億円、純資産1490億円(2025年12月期)。

Chevron Malaysiaの売上高は2180億円、営業利益15億円、純資産170億円(2025年12月期)。

Chevron Philippinesの売上高は1380億円、営業利益△2億5000万円、純資産250億円(2025年12月期)。

Chevron Australia Downstream Holdingsの直近売上高は4570億円、営業利益△100億円、純資産440億円(2025年12月期)。

PT Chevron Oil Products Indonesiaの直近売上高は71億円、営業利益3億1000万円、純資産25億円(2025年12月期)。

取得価額は3360億円。取得予定日は2027年中。シンガポールに設立した特別目的会社を通じて全株式を取得する

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