所有者のビッグレッドファームは哀悼コメントを発表。「デビューから無敗で朝日杯をレコード勝ちし、グランプリレース3連覇(1998年有馬記念、99年宝塚記念、99年有馬記念)など輝かしい成績を残した名馬でした」とたたえ、「高齢ながら今年も元気に過ごしておりましたが、年齢的に見えない体力の衰えもあってか多臓器不全で体調を崩し、息を引き取りました」と報告。
続けて「種雄馬としても複数のGⅠ馬を送り出し、多数の重賞勝ち馬を送り出してくれました。そして、スクリーンヒーローからモーリスへと血は受け継がれています。日本競馬に多大な功績を残した名馬の旅立ちに、心より哀悼の意を表します。この様な名馬に関われたことを誇りに思いますし、グラスワンダーをはじめ、これまで幼少期から最期まで本馬に関わってくださった全ての関係者、およびファンの皆様に心より感謝申し上げます」と結んだ。