
【本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」】
夏場は湿度が高いので、梅雨の時季と同じようにエンジンの回転の上がりは悪くなります。加えて気温も大幅に上昇。
ただ、そこを補えるのが体重の軽い女子選手です。回転不足だとターンの後に横に流れるなどの症状が出ますが、体重が軽ければ回った後に前に押してくれます。その点で、この時季は女子選手に利があると言えるでしょう。
男子陣で初日の動きが目立っていたのはエース30号機と組む深谷知博君です。センター枠の2走で1、2着。Sしてからすごく伸びていくというほどではありませんが、引き波に入ってから波を越える足がしっかりしていた印象です。これはエンジンに底力があるからですね。8月にレディースチャンピオンを優勝された鎌倉涼さんと合わせて、夫婦そろってのビッグレース優勝も大いにあり得ます。
2日目12Rは池田浩二君が1号艇。インからきっちり押し切るとみて本命に据えます。まずまずの足がある篠崎元志君に、宮地元輝君、河合佑樹君も舟券に絡む足はありそうです。