【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】西武園記念で苦杯の武藤龍生が気持ち新た「来年に向けて自分を高める」


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 武藤龍生(34)=埼玉・98期・S1=が、気持ちを入れ直して大会に臨む。

 前回の西武園記念では「アクシデントで練習できなかった」。
大会4日前から右足の甲が腫れて、「クリップバンドが締められませんでした」。自転車に乗れず、腫れを引かせるのを優先させて何とか出場にこぎ着けた。

 決勝は埼玉勢が4人。だが別線の眞杉匠に優勝をさらわれた。「誰かしら優勝しないといけなかった。自分の力不足。来年の西武園記念に向けて自分を高めていきたい」と決意した。

 その翌場所の今回は、自動番組でもあり目標不在。「今回はしっかり練習できたし休養も取れた。総力戦で何でもやる」。佐々木雄一に任されたこともあり、気持ちの乗ったレースを見せてくれるはずだ。

 ▼7R(武藤龍生) 武藤は4車が並ぶ中四国勢を分断する作戦か。
SS清水裕友に牙を向けば、九州勢にも展開が向く。278BOX、38-238-238。

 ▼9R(佐藤一伸) 現役のナショナルチームの意地で中野慎詞が寺崎浩平を封じる先行。番手から佐藤が抜け出せば、大槻寛徳とのワンツーも。8-4=12379。

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初戦は目標不在となったが気合十分の武藤龍生
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