【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】古性優作が「ケガして良かった。たぎっている」と闘志満々
 7月の玉野GⅡサマーナイトFで落車し、右肩鎖関節脱臼を負った古性優作(34)=大阪・100期・SS=は闘志がみなぎっている。

 「ケガしたのはチャンスだと思った。
ケガして良かったと思っています」と予想外のコメント。「サマーナイトの前は、強くなるなり方が分からなくなっていた。精神的に伸びしろが分からない状態だった。でも今は、たぎっている」と気持ちが乗ってきたことを独特の言葉で表現した。「けがも治ってきた。もう8割の力でもがける」と体調も上向きだ。

 オールスターでは準V。「精神的に、自分の肉体に勝てたかな」。痛みに耐え抜いての戦いを振り返った。「ネットでは寺崎君をわざと抜かなかったような書き込みも見た。でも、真剣に抜きに行った。それで寺崎が優勝したからこそ価値がある」と鋭い視線で報道陣に訴えた。


 さらには「ケガをして、競輪祭までにひと皮もふた皮もむけられそうな気がする」。大ケガによって闘争本能を呼び覚ました王者が、この大会でどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。

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大けがを経てむしろ気力充実の古性優作


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