
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
長谷川雅和(36)=岡山・105期・A2=が今節手にしている48号機は、2節前にタッグを組んでいた伏田裕隆(42)=東京・107期・B1=がチルト3にセッティングをしていたエンジンだ。伏田は強烈な伸びを武器に外から1着を挙げるなど、軽快な走りを見せていた。
前節、このエンジンを引き継いだ寳田亮治(56)=福岡・68期・B1=は「チルト3用にペラ調整がされていて、ペラを自分の形に戻すのは体力的に難しい」と通常仕様のペラに戻すことを断念。そのままのセッティングでレースに臨んでいたが、初めてのチルト3に苦戦を強いられていた。
今節もチルト3で引き継いだ長谷川は早々にマイナスでの調整を敢行。「チルト3のなごりがすごい」とペラ調整に奮闘しているが、5コースから2着に入るなど気配は悪くなさそうだ。ポテンシャルがある48号機の今後の動きに注目したい。
▼5R 機調を整えた長谷川がセンターからまくり差しで抜け出す。3-1-全。
▼7R 気配は悪くない表健太の連絡みに期待。5=12-全。
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チルト3のペラから大幅な調整を敢行している長谷川雅和