
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
「6コースから1着なんて、今後は絶対にできないですね(笑)」。初日の2Rに6号艇で登場した立具敬司(35)=大阪・116期・B1=は、枠なりの6コースからコンマ05のトップSをたたき込むと、狙い澄ましたまくり差しを突き刺して1着ゴール。
「6枠だったし、欲をかいたとしても4着が取れればいいなと思っていた」。内枠に並んだ古賀繁輝、池永太のA級両者に土をつける大金星。戦前の思惑のはるか上を行く好結果に、「自分でも『すごっ』と思いました」と満開の笑顔。6月の当地前回戦はゴンロク(5、6着)を並べていただけに、「雪辱を果たしました」と会心の勝利を喜んだ。
「出足、ターン回りがいい」と激走を後押しした機力も活発。「直線も下がることがないし、ストレスがないですね」と高得点を付けた。
「あとは最後まで明るく行きたいです」。高まる機運に乗って2日目以降の快進撃に期待したい。
▼8R その立具が3号艇で登場。2枠に構える格上の三角哲男がF1本持ちで機力も平凡。立具に再び大チャンスが訪れそう。
▼5R 荒牧凪沙の伸びが抜群。初日後半の大敗で人気を下げそうなので、ここは狙い目。5-124-1234。
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初日は6枠から大金星を挙げた立具敬司