
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
今節はGⅢ企業杯だった前節と打って変わって低調機シリーズ。エース50号機はもちろんのこと、2連対率の低さから前回の低調機シリーズに出されていたダブルエース格の48号機も今回は不参戦。

ただ、Aランク以上の全てがお蔵入りしているわけではありません。低調機シリーズながらAランク以上の良機が4基も登場しています。準エース格の58号機は前操者の牧宏次が途中帰郷、44号機は直前の山口達也、56号機は3回前の石川真二がプロペラをピット離れ仕様にしてからやや調子を下げたこともあって様子見で出されていると考えられます。
これらのエンジンは低調機シリーズに入れば別格の素性であり、問題がなければ強烈なパワーを発揮する公算大。〝低調機シリーズではBランクでも王様〟という格言があるぐらいですので、それがAランクなら言わずもがな。事故で壊れたわけではないので、この4基は舟券対象候補として絶対に欠かせません。