
ピットで明るい姿を見せる倉尾大介
倉尾大介(50)=福岡・74期・B1=は2日目まで1、2、3着でオール3連対。予選上位通過が望める位置で後半戦のポイント争いに向かう。
SGクラシックVの30号機が相棒。初戦は4コース差しで白星を手にしたが「足はいい。でもターンマークを回れないので、このペラは諦めて叩き変える」と自分仕様にペラ調整を敢行。そのモデルチェンジが奏功して、「初日の方がパンチはあったけど、Sのしやすさと乗り心地はきた」と的確に機力を補強した。
5、6枠の2走が待つ3日目が正念場。「もう少し出したいね」。さらにワンランク高い仕上がりを目指して腕まくり。陸の上でもいつも快活な姿を見せるベテランが、水面でも力強いレースで試練の不利枠を克服してみせる。