「雑学」のニュース (419件)
-
幕末期、米国の初代・駐日領事「タウンゼント・ハリス」は日本人のことをどう思っていたのか?
■好意と信頼幕末期の日本史に目を通していると、米国の初代・駐日領事であるタウンゼント・ハリスの名前が必ずと言っていいほど目に入ります。※あわせて読みたい記事!悪名高い「不平等条約」はまだマシな方だった...
-
太古のアクセサリーは男が付けるもの!?縄文~弥生時代の装身具の内容とその役割の変遷
■縄文・弥生時代のアクセサリー文字の記録が残されるよりも前から、日本人はさまざまなアクセサリーをつけていたことが分かっています。縄文時代のアクセサリーとしては、動物の骨・牙・角、貝殻、ヒスイ、木、粘土...
-
鎌倉時代、関東の武士は本当に無粋で無学な田舎者だった!?実は「あの人」も恥をかいていた【逃げ上手の若君】
■中国に由来する「東夷」アニメ化されて話題沸騰中の『逃げ上手の若君』ですが、原作漫画のストーリーの中には、北畠顕家が率いる、粗野で無教養な関東武士たちが登場しますね。北畠顕家(Wikipediaより)...
-
伝説の仏師・運慶のギャラは天井知らず!国宝級の彫刻家が求めた報酬は想像以上の莫大さだった!
■運慶とは運慶(うんけい)は、鎌倉時代を代表する仏師です。仏師とは、仏像を専門に作る彫刻師のこと。東大寺南大門の金剛力士像(仁王像)や円成寺の大日如来像を作製したことで知られています。ご存じ、東大寺の...
-
南北朝時代、そもそも後醍醐天皇はなぜ「吉野」の地を根拠地としたのか?その3つの理由
■建武の新政から南北朝時代へ鎌倉時代の末期、後醍醐天皇の命によって各地の武士が発起。当時、権勢を握っていた北条氏に対して反乱を起こし、鎌倉幕府は滅亡します。そして有名な建武の新政が始まりました。後醍醐...
-
尼将軍・北条政子の有名な暴力行為「夫の浮気相手の家を”破壊”」実は当時の風習だった!?
■浮気をしていた頼朝尼将軍と呼ばれ、烈女としてのイメージが強い北条政子。しかし、夫である源頼朝とは実は熱烈な恋愛の末に結婚したといわれています。当時としては恋愛結婚は珍しく、ふたりの愛の深さがうかがえ...
-
フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイス、日本でキリスト教を布教した後どんな最期を迎えたのか?
■二人の「代表的西欧人」ヨーロッパの文化が続々と流入してきた戦国時代、代表的な西欧人と言えば多くの人がフランシスコ・ザビエルを思い浮かべるでしょう。また、かの『日本史』を著したルイス・フロイスのことが...
-
そんなことある!?日本初の「弥生式土器」発掘場所は…分からない?実は出土場所は90年も不明だった
■「弥生時代」の名称の起源日本列島では、縄文時代の後に弥生時代が到来しました。この「弥生時代」という名は、その時代を象徴する「弥生式土器」から生まれたものです。吉野ケ里遺跡そしてその弥生式土器の名は、...
-
身近な犯罪・万引きの雑学 金持ちも頻繁に万引き、海外で盗まれる意外なもの、万引きのゴールデンタイムは午後…
「ちょっとくらいならバレないだろう…」そんな軽い気持ちで手を出してしまう万引き。しかし、その行為は犯罪であり、世界の小売業界は2017年に万引きにより推定340億ドルの売上を失い、これは総収益の約2%...
-
実は女性の地位が高かった鎌倉時代!当初は珍しくなかった「女性の地頭」が消えていった理由とは?
■「地頭」という役職鎌倉幕府や室町幕府によって、荘園や公領を管理・支配する「地頭職」が置かれました。「泣く子と地頭には勝てない」と言われた地頭は、御家人から選ばれていました。彼らは荘園や公領の軍事・警...
-
日本史上最強の世捨て人!西行法師、吉田兼好…実はまったく「世を捨てて」いなかった!
■西行と兼好日本史上「世捨て人」として有名なのは、やはり西行と吉田兼好の二人でしょう。西行像(MOA美術館蔵)Wikipediaより一応簡単に説明しておくと、西行法師は俗名は佐藤義清。鳥羽上皇にも仕え...
-
なぜか”中国の貨幣”が流通していた室町時代…幕府はなぜ自前の貨幣を造らなかったのか?
■影が薄い室町時代室町時代といえば、足利尊氏が京都室町に幕府を開いたときから、第15代将軍・義昭が織田信長に追放されるまでの約240年間を指します。足利尊氏像後半は幕府の力が弱まり、各地でいざこざも起...
-
筑前と筑後、上野と下野など…旧国名に「前後」「上下」があるのはなぜなのか?
■「律令国」という区分古代律令国家は、日本全土を66国2島に分け、それぞれに国名をつけていました。これを律令国といい、昔の日本の地方行政区分でした。この区分が使われてきた歴史は長く、飛鳥時代から明治時...
-
”にせ金” 造ると家族にも厳しい刑罰が!日本最古の貨幣「富本銭」と「和同開珎」のトリビアを紹介
■「富本銭」の発見「日本最古の貨幣は和同開珎」と学校で教わった人もいると思いますが、現在はそうは教えていません。1999年に、和同開珎よりも古いと見られる銅銭が発見されたからです。この銅銭のことを「富...
-
想像するだけでゾッとする…なぜ縄文人は健康な歯を「抜歯」したのか?その理由についての学説を紹介
■健康な歯も抜いていた縄文時代の人骨は、貝塚や墓地遺跡から多数発掘されていますが、それらにはなぜか「抜歯」されたものが少なくありません。それでも現代は麻酔が発達していますので、抜歯の苦痛は最低限に抑え...
-
天皇の皇位継承の証「三種の神器」は本当に実在する?今どこにあるの?その由来と現況を解説
■「三種の神器」のラインナップ「三種の神器」とは、皇位のしるしとして天皇に代々継承されてきた三種類の宝物です。Wikipediaより「三種の神器」(画像は想像図であり、実物は非公開)しかしこれらの名前...
-
古代日本の都は糞尿まみれ!?藤原京がわずか16年で遷都した理由を衛生問題から考察
■藤原京が遷都した理由694年に持統天皇が、飛鳥京の西北部(現在の橿原市)に、唐の都長安をモデルに造営した都が藤原京です。しかしこの藤原京は、わずか16年で奈良の平城京へ遷されてしまいました。江戸時代...
-
「大工さん」はかつては公務員だった!古代日本の建築職人の社会的地位に関するトリビア
■あの偉人が「大工の神様」歴史上の人物で、大工の神様と呼ばれているのが聖徳太子です。聖徳太子と言えば飛鳥時代の政治家で、長年、遣隋使の派遣や冠位十二階・十七条の憲法を定めた日本史上屈指の偉人として学校...
-
どう見ても”使えない”!実用性に乏しい「縄文土器」はなぜ作られていたのか?
■実用性に乏しい食器!?縄文土器といえば、複雑な文様が施され、手の込んだ造りになっている土器をイメージする人が多いことでしょう。深鉢形土器(Wikipediaより)実際、博物館に陳列されている縄文土器...
-
幕末期に悲劇的な最期を迎えた「彰義隊」トップ2のサムライ!大きく分けた人生の明暗
■彰義隊結成の経緯徳川幕府の最後の将軍である徳川慶喜は、1868(慶応4)年2月11日、新政府に対して恭順の意を示し、翌日に上野の寛永寺に蟄居しています。しかし、新政権に不満をもつ幕臣たちが慶喜の警護...
-
新選組「近藤勇」実は全くの別名だった!泣く子も黙る新選組の局長が3回も名前を変えた理由とは?
■最初は「近藤勇」ではなかった近藤勇(こんどう・いさみ)といえば、言わずと知れた新選組の局長です。日本史に詳しくない人でも、彼の名前はエンタメの世界を通して知っている人も多いでしょう。近藤勇(Wiki...
-
紛失、借りパク、あの戦国武将も略奪!宝物庫「正倉院」の保存物はかなりぞんざいな扱いだった!?
■「シルクロードの終着駅」奈良の正倉院といえば、古代の宝物が集められたタイムカプセルのようにイメージする人も多いでしょう。正倉院(Wikipediaより)正倉院は東大寺大仏殿の西北にある建物です。その...
-
戦国時代の二大名城!信長の「安土城」と光秀の「坂本城」はどのように廃城へ追い込まれたか
■「二大名城」の運命宣教師ルイス・フロイスが書いた『日本史』によると、織田信長の時代には、信長自らの居城である安土城と、明智光秀の築いた坂本城が、二大名城として知られていたそうです。ちなみに坂本城は、...
-
なんと「万葉集」にかけ算の”九九”が!奈良時代の人々は算数・数学をどれほど使いこなしていたのか
■古代人と時間の観念『日本書紀』では、日本で初めて時計を作らせたのは中大兄皇子だったと記録されています。斉明天皇の時代、中国や朝鮮の先進知識を学んだ中大兄皇子が、水時計(漏刻)を作らせたとされています...
-
性欲に翻弄された僧の果て…修行僧が苦しんだ”地獄の去勢風習”「羅切(らせつ)」とは?
去勢とは、生物の生殖器を切断することです。動物の場合は過剰な繁殖を防ぐ目的に利用され、人間においては刑罰や宗教的風習、芸術文化のため行われる傾向があります。今回は、日本に存在した去勢の風習「羅切(らせ...
-
戦国武将・織田信長はこんな”声”だった!?『信長公記』など数少ない記録からその特徴を分析
■「快い声」だが…「織田信長はどんな人物だったのか」と聞かれたら、多くの人が、有名な肖像画などを思い浮かべることでしょう。それらの絵などからは、スラリと痩せた細面の男性だったとイメージさせられますね。...
-
残業や泊まり込みまで!実はなかなかの「社畜」っぷりだった奈良時代の役人たちの実態
■奈良時代の官僚たち「働き方改革」によって、現代日本では会社組織も、また就業している個人もかなり意識改革が進んだところがあるようです。「社畜」などという言葉も一瞬だけ流行しましたが、最近は早くも使われ...
-
大マジメなのに何かがズレている……! 本気なのに「ざんねん」な乗り物たち
『ざんねんなのりもの事典』(編:講談社ビーシー)◎子どもたちの興奮は乗り物にあり!「きゅーきゅーしゃ!」「でんしゃ、バイバーイ!」「ひこうき!」1歳半を過ぎた娘は日に日に言葉が増え、乗り物を見つけると...
-
「お月見」の団子にススキの意味は知ってる?月を眺めるだけじゃない平安貴族に見習う月見スタイル
秋といえば月、中秋の名月といえば九月の十五夜。中秋とは秋の中日のことで旧暦8月の真ん中の15日を指しますが、今年は9月17日でしたね。観月の船イメージ(イラストACより)で、このお月見、お菓子を食べて...
-
古代日本の「古墳」は誰が設計していたのか?倭国の土木技術を支えたプロフェッショナル集団「土師氏」の存在
■古墳とはそもそも古墳は、水田開発を積極的に推し進めた古代の豪族が、自らの開発地域を一望できる場所に墓所を造営したことが始まりだと考えられています。そして、豪族の力が高まると、首長霊信仰が生まれ、巨大...