「藤田保健衛生大学」のニュース (25件)
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医師「ドラマのあのポーズは…」 本当にやってるのか、現役医師に聞いた
医療ドラマなどで、医師が手の甲を外に向け、両手を胸の前辺りまで掲げ「手術を始めましょう」というシーンがあります。ドラマだけではなく、漫画などでもよく見かけますよね。医者はみな、本当にこのようなポーズを...
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7浪して医学部、国家試験に2回落ちて53歳で医師になった女性「それでも諦めなかった理由」
【前編】7浪して53歳で医師に!貴子先生語る「小中学校ではずっとクラス最下位でした」より続く 現在、愛知県で活躍している医師の新開貴子さん(58)は、異例の経歴の持ち主だ。彼女が医師になった...
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嚥下障害を「おいしく」予防 嚥下調整食の開発に迫る!
昨今、嚥下障害の患者数が増えている。特に、介護施設では入居者の過半数に嚥下になんらかの障害が見られるという調査結果もあるほどだ。嚥下障害とはどう向き合えばいいのか。摂食嚥下リハビリテーションを専門分野...
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ルーズベルト米大統領を死に至らしめ、米ソ冷戦構造をつくった「迷信」とは?
1945年4月12日、米国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトは高血圧性脳出血で倒れ、帰らぬ人となった。戦時中の例外措置として、4期目の米大統領を務め始めてから4カ月目のことであった。当日の彼の血...
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マラソンランナーの「筋肉」は何色? ヒントは<赤身魚と白身魚の違い>にある!
12月5日、ハワイで開催される「ホノルルマラソン」が45周年を迎えた。1984年から日本航空(JAL)が協賛しており、正式大会名は「JALホノルルマラソン」。近年は、参加者の約半分を日本人ランナーが占...
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早漏に有効性が高い治療法!ウェットティッシュタイプの局所麻酔薬に注目
房事(セックス)は超プライベートな営みなのに、世間はベッドサイドでストップ・ウオッチを片手に、1分、2分、3分と持ち時間を数えては狂喜している。男性は、覗き見好きな世間の好奇の餌食になる他ない。しかも...
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痔は人間にしか見られない病気! "直立二足歩行"が背負った「肛門の宿命」
痔核は人間特有の疾病だ。静脈弁を持たない直腸静脈叢が慢性的にうっ血した結果、静脈瘤(痔)が生じる。では、なぜ、直腸静脈叢には静脈弁がないのだろうか?哺乳動物が"四足歩行"をするときの心臓と肛門の位置関...
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血液や臓器を棄てる!? "医療ゴミ"の処分がもつ倫理的な問題とは?
医療機関からは、検体や臓器などの"医療ゴミ"が大量に発生する。もちろん、これには一般と異なる処理が求められる。ところが、この処理については、医学的な感染のリスクだけでなく、倫理的な問題や法的な解釈、現...
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"線虫でがんを早期発見"は、第2のSTAP細胞騒動にならないか!?
「線虫:尿でがん識別...患者のにおい好み近寄る」(3月12日付毎日新聞)、「がんを尿の匂いで発見...九大など、線虫を利用」(同日付読売新聞)、古館伊知郎の「報道ステーション」など、線虫が胃がん病変...
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「ジカ熱」でローマ法王が避妊を容認~実はすでにカトリック社会を動かしていた「オギノ式避妊法」
避妊に対する伝統的なカトリックの考え方は、あらゆる人工的な方法を使うことは罪だというものだ。だが、教皇フランシスコは2月18日、蚊が媒介する「ジカ熱」が流行している地域では、避妊は正当化されるとコメン...
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ドラマ『フラジャイル』で考える患者の"知らない権利"~正確な病理診断が残酷な結果を伝えることも
話題の医療ドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系)の主人公は、病理医・岸京一郎(長瀬智也)。医療の"縁の下の力持ち"だった「病理」を軸に、医療の裏側を巡るエピソード、多彩な人間模様が描かれて原作ともに人...
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垢はカラダを守る膜!? 時代が違えば常識も変わる、中世ヨーロッパの"不浄時代"
1890年、パリの労働者102人を対象にした生活調査では、浴槽を使っている者2人、靴下を替えるときに足を洗う者18人、顔と首は毎週洗うが足は冬に一度だけ、頭は一度も洗わない者58人、一度も体を洗ったこ...
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職場のトイレットペーパーは「三角に折る」が常識? 上司の指示に困惑する社員が相談
Q&AサイトのYahoo!知恵袋に、職場でのマナーに関するこんな質問が寄せられています。相談者のmidristさんは職場で上司から「来客用トイレのトイレットペーパーを三角折りにして、使用するごとにトイ...
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実態は<同意しないと進まない> インフォームド・コンセントは「納得した」に変えるべき
「インフォームド・コンセント」や「インフォームド・チョイス」がもっとも進化している乳がん治療の現場では、乳がん告知のあと、生命予後や治療成績、その副作用・後遺症が説明されつつ、いくつかの「治療の選択肢...
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世界大学ランキング東大36位、京大65位 上位ランクイン数で中国や韓国に遅れ
英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションは9月12日、THE世界大学ランキング2020を発表した。1位はオックスフォード大学で、4年連続。トップ12までは英米の大学が独占している。日本からトッ...
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SMAP・中居正広さんが告白! "のどの腫瘍"で「声を失うこと」も覚悟!! 再発したら長期間の休養も......
7月4日、人気グループSMAPの中居正広さんがラジオ番組『中居正広のSomegirl'SMAP」(ニッポン放送)で、のどの腫瘍の摘出手術について、その心境を詳しく語った。中居さんは、約1年半前からのど...
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時として人は「頑張って!」と気楽に声を掛けられない場合がある
時として「頑張って!」は、気楽な挨拶ではない場合がある。今回の熊本地震では、これまでに49人が亡くなり、今も行方不明者がいる。26日午前の時点で避難者は約48000人。もし彼らに「頑張って!」と声を掛...
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「干し柿」は太る! ダイエットの成否は「果糖」と「ブドウ糖」の違いを知ること
近年、世間では「糖質制限ダイエット」なるものが流行している。文字通り「糖質」の摂取量を制限して行うダイエット方法だ。糖質が含まれる食べ物というとお菓子や果物などを想像しがちだが、ご飯やパン、麺類などの...
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「がん対策基本法」は改正されたが......<ボランティア精神に依存>する本末転倒の「患者支援」
昨年末、がん患者が安心して暮らせる社会を目指す「がん対策基本法」の改正案が成立した。2006年の「がん対策基本法」が施行されて以来10年、患者や家族らを取り巻く状況は変化してきた。今回の改正案は、さら...
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あなたの"がん"は病理医が診断する~長瀬智也さん主演のドラマ『フラジャイル』
先日スタートした、長瀬智也さん主演の医療ドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系)。医療の影武者・病理医の存在意義とその果たす役割の重さに、観る者がグイグイ引き込まれた。ところが、初回の平均視聴率9.6%...
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新鮮な「イカ刺し」を食べた患者さんが来院! 舌に刺さったものの正体は?
あるとき、ユニークなケースに遭遇した。近所のスーパーマーケットで買った「イカ刺し」を食べたところ、何かが舌に刺さって抜けず、痛くて仕方がない――と訴える男性が来院した。臨床医は舌に刺さったトゲ状の物体...
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末期がんで"苦しまない最期"を迎える!? がん患者の8割が「悪液質」で痩せ衰える
最期の病と呼ばれる悪液質(cachexia;カヘキシー)は、「悪い状態」という意味の医学用語だ。重症の結核、糖尿病、心臓病、エイズなど、がん以外の疾患にも見られ、心不全患者の16~42%、慢性閉塞性肺...
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不要な手術で乳房がなくなる! なぜ、いまだに"検体の取り違え"は起きるのか?
手術の必要がないのに乳房を切除された――。病理検体の取り違えは、重大な医療過誤につながる。別人の標本が登録されて、不要な治療や手術を受けたり、その逆が起きたりすることで、患者が不利益を被る。2015年...
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EDになりたくなければ禁煙すべし!? 男性の下半身の悩みは尽きない
かつて雑誌『サンデー毎日』に「タバコでインポになる」と題した記事が掲載された――。記事は米国疾病対策センター(CDC)が発表した学術論文に基づくもので、31歳から49歳までの壮年期男性を対象とした調査...
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「病理医と話そう」へようこそ〜家族が難病「骨髄異形成症候群」で骨髄移植に臨む
先日、「つつみ病理相談所」で「病理医と話そう」を初開催した。がんをはじめ、病気に悩む患者さんやその家族と語り合う場としてスタートした。私は現在、平日は「はるひ呼吸器病院」に勤務している。その一方で、病...