「行政」のニュース (2,442件)
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「クソだ」の言葉を飲み込み…「生活保護基準引き下げ」の“取り消し”を求める集団訴訟、提訴から12年目の今夏、最高裁判決へ
2013年に行われた生活保護基準引き下げの取り消しを求める集団訴訟が、6月27日、初の最高裁判決を迎える。判決を1か月後に控えた5月27日に行われた最終弁論において、原告側の生活保護受給者たちおよび弁...
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4割が感じる「孤独・孤立感」20~30代で多い傾向、企業では“20代正社員”の3割以上が「深刻」と回答…放置した場合の“代償”とは
「孤独・孤立対策推進法」が2024年4月に施行され、1年が経過した。この間、いくつか調査などが実施され、孤独や孤立の実態や問題点が浮き彫りになりつつある。代表的な調査は、内閣府の孤独・孤立対策推進室が...
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生活保護「持ち家を売らないと受けられない」はウソ 役所やネット上の言葉をうのみにする前に…知っておきたい“実際の法制度”
生活に困窮し、生活保護を受給できないかと勇気を出して訪れた役所で、「まずは自宅を売却して、その資産を生活費に充ててください」と言われた、という相談を、行政書士として受けたことが何度かあります。また、ネ...
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生活保護基準“引き下げ”は違法? 「物価偽装・政治介入」最高裁弁論で原告ら訴え…判決は6月末、“司法のメス”入るか
生活保護基準引き下げの違法性を訴え、およそ10年にわたって全国で戦われてきた「いのちのとりで裁判」。そのひとつの結論を委ねる最高裁判所の弁論期日が5月27日、同裁判所第三小法廷(宇賀克也裁判長)で開か...
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80年前には「日本最後の空戦」も “初モノ尽くし”だった横須賀の日産工場 経営不振の影響で歴史終わるか?
2025年5月13日、経営悪化により日産は、子会社での日産車体の湘南工場とともに追浜工場も閉鎖対象として検討しているそうです。神奈川県は日産の創業の地。追浜工場も前身は歴史ある飛行場でした。日産が追浜...
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兵庫・斎藤知事「独自の法解釈」は“適法”だった? 公益通報者保護法めぐる「消費者庁の助言」問題点とは
兵庫県の斎藤元彦知事に対する内部告発文書をめぐり、斎藤知事が3月に発言した公益通報者保護法の解釈につき、消費者庁が4月にメールで「助言」を行ったことが物議を醸している。斎藤知事は今年3月、公益通報者保...
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第61回「愛情をもって向き合う時間」
「私たちの未来は、私たちで作る!」あなたの「困りごと」、「モヤモヤ」、「お悩み」、もしくは、「変えていきたい社会の課題」などを通して、みんなで一緒に「これから」を考えていく番組です。今回もリスナーの方...
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羽田衝突事故「最終報告前に法改正」なぜ? 負担増にパイロット困惑 新たな“義務”で本当に事故を減らせるのか?
2024年に発生したJAL機と海保機の羽田空港衝突事故。最終報告書が出る前に、国交省が法改正を実施しています。ここから日本の航空行政の課題点も透けて見えます。「最終報告書が出る前に法改正」なぜ?202...
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「外国人への生活保護は“判例”で憲法違反」は“悪質なデマ”!? 最高裁は何を判示したか【行政書士解説】
インターネット上では昨今、「外国人の生活保護受給」について、常に議論が巻き起こっています。その中でよく目にするのが「外国人が生活保護を利用することは最高裁で『憲法違反』との判決が出ている」といった内容...
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「傷ついています」教員による“不適切指導”要因の自死遺族ら、見舞金支給めぐり不信感 こども家庭庁に見直し求める
「子どもの自殺と不適切指導について考える」と題した院内集会が5月21日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で開かれた。教員による不適切な指導を背景に自殺した生徒の遺族らでつくる「安全な生徒指導を考える会...
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ソニー‟ボーナス廃止”にザワつく世間 「賞与の給与化」で年功序列崩壊か…大企業の“成果主義”シフトで日本の報酬体制はどうなる?
夏の賞与が話題に上る時期となった。出るのか、出ないのか。増えるのか、減るのか。そうした中、ソニーグループが冬の賞与を廃止し、給与化するとの報道が流れ、世間がざわついた。今後、企業は賞与支給をなくし、‟...
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30代後半女性「幼い娘」「高齢の父」を“1人で”ダブルケア 「もうどうしたらいいのか…」追い詰められた“絶望状況”から救われたワケ
「子どもを育てながら、親の介護をする――」そんな状況に直面しているダブルケア当事者、いわゆる「ダブルケアラー」は、現在国内に25万人いると推定されている。神奈川県に住む佐藤智子さん(30代後半/仮名)...
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国は裁判の“遅延”を狙った? 処方せん無しで薬を買える「零売」めぐる訴訟で原告が陳述も…改正薬機法は“2日前”に成立
処方せんがない患者にも医薬品を薬局で販売する「零売(れいばい)」が法的根拠なく「通知」だけで規制されていることは違法であるとして、薬局と国が争う訴訟の第1回口頭弁論期日が5月16日に開かれた(東京地裁...
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「行政処分を重く受け止める」長生堂製薬で薬の製造方法などに違反があったとして県は業務停止処分【徳島】
徳島市の医療品メーカーで薬の製造方法などに違反があったとして、徳島県は3月27日にこのメーカーに対し...
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『剥がれた点字ブロック』を発見した男性 通報した翌日?「広まるべき」「知らなかった!」
都会を中心に、現代は人と人のつながりが希薄化しているといいます。しかし、いつの時代も社会は人々が協力することによって、成り立っています。誰もが間接的に人を助けていると同時に、いろんな人に支えられている...
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無期懲役が実質“終身刑”に…仮釈放許可人員を“激減”させた法務省「おそるべき通達」の中身とは
刑事事件において、何らかの罪を犯した人が受ける刑罰は、生命刑、自由刑、財産刑の3種である。日本における極刑は、生命刑である「死刑」だが、自由刑の「無期懲役」も長期間刑務所に収容され、自由を奪われる刑罰...
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“クスリ漬け”にされた挙げ句「生活保護」受給のケースも…精神疾患者が“食い物”にされる背景にある「構造的問題」とは
日々、生活保護の相談を受けていると、心の病や精神的な苦痛にさいなまれ、仕事はおろか日常生活さえままならなくなってしまった若い世代が多い――そんな現代社会の問題に、気付かされます。他方で、精神疾患を患っ...
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江戸町奉行「遠山の金さん」は実在も…「桜吹雪」の刺青を入れた裁判官だったのか?
今年のNHK大河ドラマの舞台にもなっている江戸の町。その中で奉行所は、現代の司法機関である裁判所と警察・行政を兼ね備え、社会システムを支える要だった。本連載記事では、そこで働き、また関わりのあった人々...
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日本学術会議「法人化」で何が変わる? “元幹部”が語る、「独立性」が損なわれる理由
3月7日、政府は「国の特別の機関」とされている現在の日本学術会議法を廃止し、国から独立した法人格を有する特殊法人として新たに設置する日本学術会議法案を閣議決定した。同月18日には日本弁護士連合会(日弁...
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演歌歌手さくらまや「民法大好き」 リケジョが“文転”、法学部を選んだワケ
11歳の時に日本レコード大賞新人賞を史上最年少で受賞し、その後も活躍を続ける演歌歌手のさくらまやさん(26)は「民法」が大好きだという。芸能活動を続けるかたわら日本大学法学部政治経済学科で学び、現在は...
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“仕事も家もない”30歳女性が福岡・天神で恐喝未遂 「誰も彼女に気づかなかった」支援者も戸惑う“若年層ホームレス”の異変
今から5年前の2020年8月、福岡県福岡市・天神の百貨店で、ある恐喝未遂事件が起きた。カッターナイフを持った女(当時30歳)が真珠販売店に侵入し、現金を脅し取ろうとしたのだ。犯人の女性は、仕事を失い、...
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「生活保護受給者は裁判する暇があるなら働け」が“的外れ”な指摘である理由 提訴から10年超なお未解決「いのちのとりで裁判」が問いかけるもの【行政書士解説】
一般に、裁判を起こすと莫大な費用と時間がかかるイメージがあります。特に経済的に困窮している人、生活保護を受給している人は、揉め事や紛争に巻き込まれても、戦う手段を持たずに泣き寝入りするしかない…と考え...
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「子宮のない女性」が子を持つ手段を奪われる… “代理出産”規制の「特定生殖補助医療法案」に当事者が示す懸念
生まれつき子宮などが欠損している「ロキタンスキー症候群」の女性たちは、現在、子どもを持つには海外での代理懐胎(代理出産)を利用するしかない。しかし、参議院に法案が提出されている「特定生殖補助医療法」が...
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金属製の水筒で中毒 医療局の注意喚起に「知らなかった」「怖すぎだろ」
2025年5月現在、気温が上がり、ピクニックやキャンプといったレジャーを楽しむのにぴったりの季節がやってきました。そんなアウトドアに最適なこの時期だからこそ、こまめな水分補給を心がけることが大切です。...
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生活保護基準引き下げの「取り消し」を求める集団訴訟で、なぜ国が「敗訴」を重ねている? “オウンゴール”の理由とは
10年以上にわたって全国で争われてきた集団訴訟が、今年6月、最高裁での判決言い渡しというクライマックスを迎えると見られる。それは、2013年8月に実施された「生活扶助基準引き下げ」の取り消しを求める集...
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全財産をだまし取られた認知症の在日韓国人70代男性が“生活保護受給”…その経緯にみる「成年後見制度」の課題とは【行政書士解説】
私は行政書士になって間もない頃、70代前半の在日韓国人男性・ヨシオさん(仮名)の成年後見人に選任され、ご本人が亡くなるまで4年ほど務めました。成年後見制度とは、知的障害、精神障害、認知症などによって、...
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なぜ? 会社の“有望株”が突然「パンダのかぶり物」で勤務…“モンスター化”した従業員の「解雇」を裁判所は認めるか
トラブルが絶えない「問題社員」に頭を抱える職場は少なくない。解雇のハードルが高いとされる日本ではなおのこと悩みは深くなる。関西のある会社が「不当解雇」で訴えられた。上司に向けた暴言、パンダのかぶり物で...
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ふるさと納税は「税金で高額所得者を優遇」する制度? 世田谷区長が危惧する“財源流出”だけで済まない「重大な問題」とは
物価高騰が続くなか、多くの人が、生活防衛のための節約などに知恵を絞っている。その有益な手段としてよく挙げられるもののひとつが「ふるさと納税」である。他の自治体へ「寄附」をすれば多くの場合、肉や海産物等...
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トランプ命名 車の「ボウリング球テスト」一体何のため? 日本の交通事故死者削減に直結 アメリカには不必要?
アメリカによるクルマ部品への追加関税が発動。トランプ大統領は米国内で実施されていないことを背景に、日本の車両安全規制を「ボウリング球テスト」と称してやり玉にあげました。この検査、日本にとって実はかなり...
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大阪・関西万博開幕でにぎわうなか東京都心に「緑の人工島」誕生 東西で異なる“埋め立て地”活用事情 「用途、境界線」どう決まる?
大阪・関西万博が開幕(13日)から約2週間が過ぎ、万博らしい華やかな催しが連日行われている。もっとも、「オペレーションがひどい」「アクセスが弱く不便」といった声が上がっているほか、メタンガスによる爆発...