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「ひよっこ」16話。やたら毒舌なアナウンサー

2017年4月21日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)第3週「明日に向かって走れ!」第16回 4月20日(木)放送より。 
脚本:岡田惠和 演出:福岡利武  視聴率:  %(ビデオリサーチ社調べ 関東地区)前日比
イラスト/小西りえこ

16話はこんな話


聖火リレー大会の様子がテレビで放送され、谷田部家、助川家、角谷家がそろって鑑賞する。


聖火リレーの放送、「ほんの短い時間」とナレーション(増田明美)は言っていたけれど、そこそこみんな映っていて、よかった、よかった。
時子(佐久間由衣)がドキドキしながら見ていたら映らなくてがっかり、みたいな流れになるんじゃないかと思ったら、そんなことはなくてホッとした。

ただ、アナウンサー(声・茂木淳一)が、「村一番の美人さんであります」と持ち上げた後に「夢の翼が折れないことを祈ろうではありませんか」と落し、「スタイルの向上には目をみはるものがある」と持ち上げた後に「どうか翼が折れないことを祈るばかり」とまた落とすという仕打ちに、時子はいささかむくれてしまう。
アナウンサーはこれ以外にも、「人里離れた小さな村」 「便乗する」「あやかろうと」「いかにも農家の三男坊という顔をしています」「孫を応援するおばあちゃん」「これでも昔は」「侮れませんな」などと、なんとなくバカにしたような表現を重ねる。なぜだ。こんなことあっていいのか。

それでも奥茨城村のひとたちは「東京から見たら そんなものだ」と諦め気味(涙)。

この放送で得したのは、
青年団団長の太郎(尾上寛之)。聖火リレーの企画を自分が言いだしたみたいにカメラに向かって語っていた。
「これが政治っつうもんだ」そうです。

あと、「村の重鎮」といわれたお祖父ちゃん(古谷一行)と「めんこいねえ」と言われたちよ子(宮原和)。
なんといっても、みね子。
アンカーが女性であることで「新しい時代の女性を象徴しているかのようです」と言われたうえに、実お父ちゃんのことを思って走っているという気持ちまで代弁された。
「お父さんへの思いが届くことを祈るばかりです」
アナウンサーもここだけは悪意なし。あーよかった。やはり、自分のことではなくて他人のことを思う気持ちが大事なのですね。

放送が終わって気が抜けて、ちょっとしんみりしてしまった3家族。
宗男(峯田和伸)が、自分のことを紹介されてないことに不満を言い出すのは、場を和ませようと思ったのだろうか。

ライター情報

木俣冬

著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『リッチマン、プアウーマン』『デート~恋とはどんなものかしら~』

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 5

  • 通報

    テレビの放送おもしろすぎる!三男の顔がいかにも農家の三男坊のくだりと母ちゃんをばぁちゃんだとズケズケ失礼なことを言うアナウンサーに涙出る程笑わせてもらいました。本当にこんなアナウンサーいたらいいのにな

    9
  • さくらっこ 通報

    毒舌アナウンサーおもしろ過ぎでした。この放送をお父さんがどこかで見ていてくれたらいいのになあ。どこで何をしてるんだろう?楽しいイベントが終わって、あらためて心配がつのります。

    5
  • 赤ほっぺ 通報

    テレビを観ながら、みんなで食べてた三男の家から持って来たと思われる、りんごがすごく美味しそうだった!茨城にもりんご農家が有ったんだ?

    5
  • かかし 通報

    ラストで、みね子が夜空を見上げて涙を流した時、CMで、かぐや姫をやっていることを思い出し、月に帰りたがっているかぐちゃんとダブってしまいました。せっかくのシーンが・・・

    3
  • ランチ 通報

    こんなに団結してる村の人達、実の失踪を知ったら、大騒ぎになるな!出来る限り隠し続けないと…みね子達の気持ちを考えたら、何ひとつ言ってこない実に腹が立ってきた。

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