台湾メディアの旺報は27日、「米国が中国の造船業に挑戦しなければリスクに直面することになる」とする記事を配信した。

記事によると、米海軍次官補のウィリアム・マハン氏は25日、ワシントンで講演し、中国が海洋協力や造船、海運などほぼ全ての海洋関連の取り組みにおいて米国と真っ向から競合している現状を踏まえると、米国が中国の優位性に挑まなければ「あらゆるリスクに直面する」ことになると警告した。

マハン氏は、造船業が国家安全保障にとって極めて重要だと強調し、米国はこの分野の復興を国家の生存に関わる戦略的任務と見なすべきだと述べた。

マハン氏は、米海軍の造船・保守事業が長年にわたってスケジュールの遅延やコストの増大、労働力不足に悩まされてきたのと対照的に、中国は巨大な民間造船インフラと「軍民融合」政策を生かすことで、世界最大の民間造船能力を確立しただけでなく海軍の近代化も推進してきたと指摘。米国が造船能力を回復できなければ、米海軍の戦力投射能力やサプライチェーンの強靭(きょうじん)性、世界的な海洋優位性が損なわれることになるとし、米国が海事分野における競争力を回復し、世界の海洋秩序における優位性を維持し、かつ海洋覇権争いで中国と対抗していくためには、造船インフラやサプライチェーン、人材育成に対して包括的に投資を行う必要があるとの考えを示した。(翻訳・編集/柳川)

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