2026年6月28日、歌手・俳優として幅広く活躍した美輪明宏(本名・丸山明宏)さんが20日に91歳で老衰のため死去したとの報道を受け、中国のネットユーザーから追悼の声が相次いでいる。
中国のSNS・小紅書(RED)では、あるユーザーが「美輪さんのように、まるで『仙人』のような境地に達した人物は、あのトレードマークの金髪のまま、いつまでも優雅にこの世界を見守り続けるのだろうと思っていた。
また、「彼は長崎への原爆投下を生き延びた被爆者であり、その生涯を通じて生命の力強さを体現した人物だった。また、宮崎駿監督作品にも出演した声優として、『ハウルの動く城』では気品と強欲さを併せ持つ荒地の魔女を、『もののけ姫』では威厳と慈愛を兼ね備えた犬神モロを演じ、その唯一無二の声で作品に深い印象を残した」と紹介。「1950年代という時代に、すでに性別の枠組みにとらわれることなく華やかな装いで舞台に立ち、昭和の人々を魅了した。ジェンダーの固定観念にとらわれない表現を切り開いた先駆的存在でもあった。日本の小説家・三島由紀夫氏は美輪さんの美しさを『天上界の美』と称賛している」ともつづった。
そして、「今よりはるかに保守的だった時代にあっても、世間の価値観に迎合することはなかった。歌手、俳優、作家、そしてスピリチュアルな存在として多方面で活躍しながら、常に優しさと揺るぎない信念を放ち続けた。彼の言葉は多くの人の心を支えてきた。この世界に生まれ、多くの素晴らしい歌声や忘れがたい役柄、そして数え切れない人々を癒やした温かな力を残してくださったことに、心から感謝したい。美輪さんのご冥福を心よりお祈りする」と結んだ。
この投稿に対し、中国のネットユーザーからは、「ご冥福をお祈りします」「心から敬意を表します」「深い哀悼の意を表します」「本当に伝説的な方だった」「先生、安らかにお休みください」「本当に波瀾万丈で、実に豊かな人生を歩まれた方だった」など、悼む声が数多く寄せられた。
また、「この声は本当に唯一無二だった」「あまりにも心に響く声で、涙が出そうになる」「鳥肌が立った。ご本人がアフレコしている映像とモロのシーンを重ねて見ると、アニメだけを見るよりもずっと心を揺さぶられる」「こういう豊かな人生経験を積んだ人だからこそ、あれほど深みのある声を出せたんだろうね」と、生前の活躍を振り返る声も相次いだ。
さらに、「本当に波瀾万丈な人生を歩んだ稀有な人物だった。裕福な家庭に生まれながらも偶然に原爆を免れ、その後はシャンソン歌手として活躍し、三島由紀夫をはじめ多くの作家や文化人と交流した。さらに日本のニューウェーブ映画の数々に出演し、中後期にはジブリ作品を代表する個性的な声優として広く知られるようになった。日本のクィア・カルチャーの象徴的存在であり、若者たちの憧れの存在でもあった。その91年の人生は、日本現代文化史の半分を体現していたと言っても過言ではない」と、その生涯を称えるコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)











