中国では夏休みが近づき、若者の間で観光スポットを次々に巡るスタイルの旅行よりも、山や川などがある大自然に足を踏み入れ、ワイルドでリアルな体験を追求するのが新たな旅行トレンドとなっている。

江西省贛州市上猶県の大金山で6月17日、ラフティングがスタートし、今夏の水遊びシーズンが幕を開けた。

広州市から来たという観光客の曹龍飛(ツァオ・ロンフェイ)さんは、「大金山のラフティングが始まったので体験しに来たが、とてもスリルがあり、はまってしまった」と話していた。

夏入りして以降、貴州省の避暑を目的とした観光の人気が続いている。貴陽市の石竜洞景勝地は、非常に珍しいカルスト洞窟の景観があるほか、質の高いサービスで人気を集めている。洞窟内には高さわずか60センチの通路があり、観光客はパドルボードの上に寝転んでそこを通過する。洞窟内の碧藍瑶池には、鍾乳石が垂れ下がり、独特の景観が広がっている。

オンライン旅行予約サイト・同程旅行が発表した「2026『スポーツケーション』旅行動向報告」によると、5月5日に「立夏」が到来して以降、アウトドアを楽しむ人が急増。同プラットフォームでは、リバートレッキングやハイキング、サイクリング、ロッククライミングなどをキーワードにした検索の回数が目に見えて増加した。浙江省や広西チワン族自治区、海南省、安徽省、広東省などが、「スポーツケーション」を目的とした観光客に人気の旅行先となっている。

ラフティングやリバートレッキング、若者の夏旅行の新たなトレンドに―中国

貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州は独特のカルスト地形の山地があり、そこでアウトドアスポーツを楽しむことができるため、中国で人気のスポーツケーションの目的地となっている。

その他、四川省邛崃市の皮縫峡谷におけるハイキングや内モンゴル自治区フルンボイル市のウラガイ草原における全長1000メートルに及ぶグラススキーといった特色あるアクティビティーも若い観光客の間で人気となっている。業界関係者は、「涼しさというのは、夏の旅行先を選ぶ際のプラス材料であるものの、本当の意味で若者の心を打つのは自由とアドベンチャーを感じさせてくれることだ」と分析している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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