中泰国際証券有限公司のチーフエコノミストで著名な経済学者・アナリストの李迅雷(リー・シュンレイ)氏が、サッカーの中国代表がワールドカップ(W杯)に出場できない理由に言及した。

中国メディアの第一財経が2日に伝えたところによると、李氏は「中国はまたしてもW杯に出場できなかった。

その原因は何か。小中学校でのサッカーの普及率が非常に低い。わが国が2015年に提示した(目標の)普及率は、はるか遠いレベルで実現できていない」と指摘した。

そして、その理由は「子どもの親が現実的な問題を考えているから」だとし、「子どもの将来の就職はどうするか。“内巻(内部の過当競争)”でみんなが塾に通い、名門校への合格を目指す。だから、(家計の)教育支出は増え続ける一方で、スポーツや娯楽関連の支出は今年1~5月に前年同期比で2.4%下がった」とした。

同氏は、「これは表面的には小さい問題のように見えるが、その背後には大きなロジックが隠れている。われわれ(中国)の製造業はアップデートされ、2013年以降、就業人口は右肩下がりに減少している。一方で、(スポーツ・娯楽を含む)サービス業はまだ十分な規模にまで拡大していない」とし、「私は中国がサービス業を発展させるべきだと提唱している」と語った。

中国サッカーが弱いのはサッカー界だけの問題ではなく、スポーツ産業そのものが小さいため、親が安心して子どもをスポーツに打ち込ませられない経済構造に原因があると考えているようだ。(翻訳・編集/北田)

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