国家電網甘粛省電力によると、6月末時点で、甘粛省の新型エネルギー貯蔵系統連系設備容量は1000万キロワット(kW)を突破し、前年同期比69%増の1026万kWに達した。これにより、甘粛省の電力網における電力供給の安定性と新エネルギーの受け入れ能力がさらに向上した。

新華社が伝えた。

甘粛省は風力・太陽光エネルギーの開発可能量が全国の上位に位置している。省全体の新エネルギー設備容量は8200万kWを超え、総設備容量の65%近くを占めている。国家電網甘粛省電力公司調整センター総合技術処の王錚(ワン・ジョン)処長は、「新型エネルギー貯蔵は新たな電力システムを構築す上で重要な要素であり、新エネルギー発電の時空間的なミスマッチを調整し、電力網の安全かつ安定した運用を確保するとともに、新エネルギーの有効活用を促進する上で重要な役割を果たす」と説明した。

王氏は、「新型エネルギー貯蔵は風力・太陽光発電所に大容量の『エネルギー倉庫』を備えるようなもので、日中の日照や風力が豊富な時間帯には余剰電力を蓄え、夜間の風がなく・日照もない時には蓄えた電力を放出することで、新エネルギー発電のピークカット・ピークシフトを実現する。甘粛省の新型エネルギー貯蔵の最大放電出力は500万kWを突破しており、100万kW級火力発電ユニット5基分のピーク時発電能力に相当する。さらに、ミリ秒単位で電力系統の指令に応答でき、新エネルギー拠点と連携して中・東部地域の電力需要地へ安定的にグリーン電力を供給できる」と述べた。

国家電網甘粛省電力の試算によると、1000万kW規模のエネルギー貯蔵設備は、太陽光・風力発電の出力ピーク時に余剰のグリーン電力を集中的に充電することで、新エネルギー利用率を3ポイント近く向上させることができる。年間では約75億5000万kWhのグリーン電力を追加で活用でき、標準石炭約93万トンの節約に相当する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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