台湾メディアの自由時報は12日、「日本旅行最大の落とし穴?」と題し、日本でホテルを予約する際の注意点を紹介した。

記事は、「日本を個人旅行する際、多くの人は宿泊予約サイトでホテルを探すが、日本の宿泊事情に詳しくないと、思わぬ落とし穴にはまることがある」とした上で、旅行情報を発信する台湾のフェイスブックアカウント「風塵萬里 旅人手札」の投稿を紹介した。

同アカウントは、日本のビジネスホテルとみられる一室の写真をアップし、「日本への個人旅行を計画していると、泊まりたいホテルがほぼ満室で、通常よりかなり安い、あるいは最後の1室だけ残った『喫煙ルーム』しか空いていないという状況に遭遇することがある。その際、『これだけ安いなら一晩くらい我慢すればいい』『部屋に入って窓を開け、消臭スプレーを使えば大丈夫だろう』と安易に考えてしまう人も少なくないが、その考えこそが日本旅行最大の落とし穴への入り口だ」とつづった。

その上で、「喫煙ルームは単に『誰かがたばこを吸ったことがある部屋』ではなく、何十年もの間、数えきれないほどのヘビースモーカーが積み上げてきた『究極の集大成』だ」と指摘。自身の体験として、「まず嗅覚に魂をえぐられるような一撃を受ける。部屋に入った瞬間に襲ってくるのはニコチンだけではなく、アンモニアや長年染み付いたタール、壁紙のカビ臭、さらに何十年も染み込んだカーペットのたばこ臭が混ざり合った厚みのある臭いだ」と振り返った。

そして、「喫煙ルームではあらゆる物理的な対策が全く通用しない」とし、その理由として「部屋の窓は安全を理由に少ししか開かず、持参した消臭スプレーやアルコールなども『虫よけスプレーで原爆を防ごうとする』ほど無力だ」と表現。「エアコンや空気清浄機をつけても、出てくるのはたばこの臭いばかりだ」とした。

さらに、「一晩泊まるだけで、服や上着、バッグ、スーツケースはもちろん、髪や肌にまでたばこの臭いが染み付く。わずかな代金を節約する代わりに、一晩中眠れず頭痛に悩まされ、結局は衣類用の消臭剤を買うことになる」とし、「日本の年季の入った喫煙ルームの威力を決して甘く見てはいけない。翌日電車に乗ると、自分自身が『歩く灰皿』のような存在になり、周囲の人の視線を集めることになる」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/北田)

編集部おすすめ