2026年7月11日、中国メディア・環球時報は、日本の再使用型ロケット試験成功の一方で、中国が世界初のネット回収技術を含む運搬ロケットの垂直回収に完全成功し技術的優位を示したと報じた。
記事は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が11日、再使用型ロケットの小型試験機「RV-X」の初飛行試験を実施し、着陸に成功したと紹介。
一方、「RV-X」は全長7.3メートル、直径1.8メートルで、垂直上昇した高度はわずか11メートルほどと初期段階の小規模な「初飛行試験」だったことを指摘している。
記事はこれと対比する形で、中国の運搬ロケット「長征10号B」が10日に海南商業宇宙発射場から打ち上げられ、衛星が予定の軌道に無事送り込まれたと報道。同ロケットが全長約63メートル、直径は5メートルで、海抜100キロメートル以上まで打ち上げられた後、世界初となるネット捕捉方式によって海上での回収に成功したと伝えた。
この件について、中国のネットユーザーからは日本のロケットが到達した高度「11メートル」という数値に対する揶揄(やゆ)や嘲笑のコメントが目立ち、「爆竹や近所の打ち上げ花火の方が高く飛ぶ」「手で石を投げた方がマシ」「3階建てのビルにも満たない高さ」などが寄せられた。「国内の大学生が自作したロケットの方がまだスムーズに飛行・回収できる」といった皮肉も寄せられている。
一方、「どんな先進技術も、最初の一歩からしか始まらない」「スペースXの初期のグラスホッパー実験も、最初は数メートル浮き上がるだけだった。11メートルだからと笑うのは科学的ではない」など、冷静な見方をするユーザーも見られた。
しかし、総じて日本の成果を茶化すコメントが全体を占めており、「このニュースに対する日本ネットユーザーのコメントを読んだら、日本人が『中国人に技術を盗まれないように警戒しろ』って書いてて笑った」「日本のネットユーザー自身も『11メートルはさすがに遊びのレベルではないか』と自虐的に突っ込んでいる」といった書き込みもあった。(編集・翻訳/川尻)











