中国メディアの環球時報によると、オーストラリアメディアのTheDrivenはこのほど、「中国の電動化革命は乗用車やトラックから客船や貨物船へ」とする記事を掲載した。
記事はまず、「中国における電気自動車(EV)の成功は今や周知の事実だ。
その上で「しかし、真の展開は客船にとどまらない。中国は、エネルギー需要が大きく運航上の要件も複雑であるため電動化が困難だと考えられてきた貨物船の電動化に着手した」と伝えた。
記事によると、内陸水運業界において大規模な電動化を進めるには、電動貨物船の導入に伴う資金面や運航面での制約など数多くの障壁を乗り越える必要がある。しかし、適切に設計され整合性の取れた政策があれば、その進むべき道筋を示すことができる。
記事は、中国内陸部の湖北省で25年に最長500キロの航続距離を持つ内陸河川用1万トン級電動貨物船が進水したことに触れ、同船は中国の内陸水運における「グリーン化」と「インテリジェント化」の発展に向けた重要な一歩だと伝えた。
記事によると、25年末時点で中国の多くの省と直轄市で内陸水運における電動貨物船の導入試験プロジェクトが行われている。この転換が重要である理由は、中国において内陸水運が、炭素や大気汚染物質の排出源として大きな割合を占めながらも往々にして見過ごされてきたことにある。
記事によると、中国では「新エネルギー船」や「ゼロカーボン港湾」をめぐる国家レベルの政策議論が活発化しているほか、主要な内陸水路沿いの地域、特に長江デルタや長江中流域の都市群では大気質改善に向けた取り組みが優先課題となっている。
記事は「中国では、より強力な環境政策が大型トラックの急速な電動化を後押ししたのと同様に、内陸水運の電動化も政策によって加速させることが可能だ。











