中国のSNS・小紅書(RED)に9日、「日本の配慮に驚いた」との投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者は、「日本の地下鉄で物をなくしても心配する必要はなく、かなりの確率で戻ってくるということは、以前からよく聞いていた。

だけど、私の想像を完全に超えてきたのは、交通費まで補償してくれたことだ」とした。

投稿者によると、名古屋市内の地下鉄で乗り換えの際に車内にうっかり傘を忘れ、最寄りの駅で係員に確認したところ、問い合わせ先が書かれた紙をもらった。そこに書かれた番号に電話を掛け、傘の特徴を伝えると、届けられていることが分かり、指定の場所まで受け取りに来るよう案内された。

後日、「交通局お忘れ物取扱所」に行くと、カウンターの奥にはたくさんの忘れ物の傘が掛けられていた。手続きを終えて自分の傘を引き取ると、職員から「どうやって来ましたか」と聞かれ、「地下鉄です」と答えると、距離に関わらず使える「地下鉄乗車証」が渡されたという。

投稿者は、「その瞬間、本当に驚いた。忘れ物をしたのは自分の責任なのに、どうしてここまで補償してくれるのだろうと思った」とし、「後でChatGPTに聞いてみたら、日本の公共サービスの精神や利用者を大切にする考え方についてより深く理解することができた」としている。

また、傘を受け取りに行ったのは用事のついでだったため、「地下鉄乗車証をもらえてちょっと得をした気分だった」ともつづっている。

中国のネットユーザーからは「心温まるね」「なんて親切なんだ」「文明的な場所」「これこそがサービス」「これだけ多くの中国人が移民しているのは、やはり理由がある。人材の流出にもつながっているだろう」といった声が上がる一方、「私の時は地下鉄乗車証なんてくれなかったよ」「場所によるのかも」「一部では(このようなサービスが)あるけど、一部ではないんだよ」といったコメントも寄せられた。

また、「日本でパスポートとクレジットカードをなくしたけど、戻ってきた。クレカはタッチ決済ができるタイプだったけど、まったく使われていなかった」「(日本の)ホテルに充電器を忘れた。

捨てられただろうなと思って数日後に行ってみたら、まるで貴重品のように丁寧に保管してくれていた」「観光地のパスを購入して入場したそばからなくした。仕方なく戻ってもう一度買おうとしたらスタッフが『今なくしたんですか?』って確認して、外に飛び出してきて一緒に探してくれた。そうしたら見つかった」など、日本でなくしものが見つかったという体験談が多数寄せられた。

さらに、「(日本で)タクシーにAirPodsを忘れてタクシー会社に連絡したら、運転手さんが7~8キロ離れた場所から届けに来てくれた。料金を請求されるかと思ったけど、1円も請求されなかった」「日本のタクシーにメガネを置き忘れたけど、運転手さんがわざわざ届けてくれた。すぐに帰国する時だったからいくらかはお礼をしようと思ったけど、運転手さんは受け取ろうとせず、『きちんと確認しなかった私のミスです』って。本当に衝撃を受けた」とのコメントも見られた。

一方で、「成田空港でなくした帽子は見つからなかった」「カメラをなくしたけど、残念ながら地下鉄じゃなかった(地下鉄なら戻ってきたかもしれない)」「私が東京でなくした財布は戻ってこなかったけどね」「大阪の百貨店でDJIのジンバルカメラをなくしたけど、見つからなかった。警察に届けたけど無駄だった」といった書き込みもあった。(翻訳・編集/北田)

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