2026年7月9日、中国のポータルサイト・捜狐に「『HUNTER×HUNTER』が休載していなければその影響力は『ONE PIECE』を超えられたのか」と題した記事が掲載された。

記事は、「『HUNTER×HUNTER』がたびたび休載していなければ、その影響力は『ONE PIECE』を上回ることができたのだろうか。

これは最近、海外のネット上で大きな話題となっているテーマである。海外では『HUNTER×HUNTER』がこれほど頻繁に休載していなければ『ONE PIECE』を超える影響力を持ち、現在の日本漫画のナンバーワンになっていたはずだと考える人も少なくない」と説明した。

続けて、「確かに、『HUNTER×HUNTER』の度重なる休載が人気に大きな影響を与えてきたことは間違いない。休載がなければ、現在よりさらに人気を集めていた可能性はある。しかし、休載がなかったとしても『ONE PIECE』を超えるのは難しかったのではないかと筆者は考えている」と述べた。

記事は、「これは『HUNTER×HUNTER』の作品としての完成度が『ONE PIECE』より劣ると言いたいわけではない。問題は『HUNTER×HUNTER』には作品の広がりを妨げる明確な弱点があることである。それは、作品の内容が非常に複雑で、読者に求められるハードルが高すぎるということだ」とした。

また、「『HUNTER×HUNTER』は世界観だけでなく、能力体系やストーリー展開も非常に複雑である。一般的な少年漫画は1本の主軸となる物語を中心に進行することが多いが、『HUNTER×HUNTER』の中盤以降は複数のストーリーラインが同時進行し、視点が次々と切り替わる断片的な構成となっている」と言及した。

さらに、「少年漫画が幅広い層に浸透するためには、内容があまり複雑すぎないことも重要である。以前、日本ではアニメ作品の国民的人気に関する調査が行われたことがある。

その結果、上位に入った作品はいずれも設定が分かりやすく、子どもから大人まで楽しめる作品ばかりだった」と述べた。

その上で、「1位は『ドラえもん』で、続いて『それいけ!アンパンマン』『クレヨンしんちゃん』『ルパン三世』『ちびまる子ちゃん』などが名を連ねた。その点、『ONE PIECE』は『HUNTER×HUNTER』と比べると、ストーリーも能力システムもはるかにシンプルである」と紹介した。

また、「例えば、悪魔の実は『食べた実に応じた能力を得る』という非常に分かりやすい設定であり、子どもでも直感的に理解できる。その分、作品への入り口が広く、幅広い世代に受け入れられやすい。こうした分かりやすさこそが、『ONE PIECE』の高い知名度と影響力を支えている理由の1つなのだろう」と論じた。

そして、「以上のことから筆者は、たとえ『HUNTER×HUNTER』に休載がなかったとしても、『ONE PIECE』を超えることはできなかったと考える。『HUNTER×HUNTER』は、幅広い層に向けた国民的作品というよりも、熱心なファンに向けた高度な頭脳戦を描く叙事詩であり、『ONE PIECE』とはそもそも目指している方向性が異なる作品なのである」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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