中国メディアの中国新聞網は5日、上海のテーマパークは「飽和状態」なのかとする記事を掲載した。

記事は、5日にレゴランド上海リゾートが開園1周年を迎えたこと、さらに6月16日には上海ディズニーリゾートが開園10周年を迎えたことに触れた上で、「上海が二つの国際的なテーマパークの二つの節目をほぼ同時期に迎えたのは決して偶然ではない。

産業エコシステムの健全な発展がもたらした必然の結果だ」と伝えた。

記事によると、レゴランド上海リゾートは世界のレゴランドで来園者延べ200万人突破の最速記録を更新した。一方、上海ディズニーリゾートは2025年10月に来園者延べ1億人を突破した。

上海のテーマパークは「飽和状態」なのか―中国メディア
レゴランド上海リゾート

記事は、「この二つの巨大テーマパークがひしめき合う中で、上海はいかにして同質化や限られたパイを奪い合う競争を回避できたのか」とし、中国テーマパーク研究院の林煥傑(リン・ホアンジエ)院長の見方を紹介した。

林氏によると、上海で開業済みあるいは今後開業予定のプロジェクトを分析すると、各ブランドが明確な市場セグメントを確立していることが分かる。ディズニーリゾートの位置付けはあらゆる年齢層を対象とした総合的なリゾート地だ。レゴランドは2~12歳までの子どものいる家族連れをターゲットとしている。海昌海洋公園は海をテーマとし、歓楽谷(ハッピーバレー)は機械式アトラクションを重視している。27年開業予定のハリー・ポッター・スタジオ・ツアーは映画やテレビのIP(知的財産)を核としている。

林氏は、「上海市政府は各テーマパークのコンテンツや事業形態が重複しないよう誘致段階でコントロールし、計画段階から同質化のリスクを低減できるようにしている。それが市場に終始、増加の余地を保たせている」とし、「上海の人口規模や外来の客流、都市としての影響力を踏まえると、多様な形態のテーマパークをさらに3~5件ほど受け入れる余地があり、市場は飽和状態には程遠い状況にある」との見方を示した。(翻訳・編集/柳川)

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