2026/27明治安田J1リーグ第5節が2日に行われ、水戸ホーリーホック鹿島アントラーズが対戦した。

 J1初挑戦の水戸は開幕節こそ敗れたものの、そこから1勝2分と直近3戦無敗。
一方、昨年のJ1リーグを制覇した鹿島は18年ぶりの開幕4連勝を飾るなどここまで盤石の戦いで、“王者”の貫禄を見せている。J1で初めて実現した“茨城ダービー”。水戸がホームの声援を力に“王者”を撃破するのか、はたまた鹿島が開幕5連勝を飾るのだろうか。

 開始早々の8分に水戸が先制に成功する。敵陣内でのルーズボールにいち早く反応した鳥海芳樹が頭で繋ぐと、相手DFラインの背後に抜け出した渡邉新太がGK早川友基に倒されてPKを獲得し、これを渡邉が自ら冷静に沈めた。一瞬の隙を逃さずに鹿島の出鼻を挫くと、21分には再び相手DFラインの背後を突いて追加点。仙波大志が中盤から右サイドのスペースへワンタッチパスを送ると、走り込んだ鳥海のクロスに渡邉がダイレクトボレーで合わせた。

 31分にはショートコーナーの流れから木本恭生がヘディングシュートを叩き込んだが、直前のオフサイドによって追加点は認められず。救われた鹿島だったが、水戸の堅いブロックの前に決定機を作ることができず、前半は2-0で終了した。

 2点を追いかける鹿島は後半開始と同時に3枚替えを敢行し、アレクサンダル・チャヴリッチ、三竿健斗、キム・テヒョンを投入。しかし、48分にゴールネットを揺らしたのはまたもや水戸だった。ボックス手前中央でCKのこぼれ球を拾った仙波が左足を振ると、ゴール前の渡邉がコースを変え、ハットトリックを達成した。


 鹿島は失点から5分後、柴崎岳が左から上げたクロスを鈴木優磨が胸で落とし、レオ・セアラが蹴り込んで2点差に。エースの5試合連続となるゴールで勢いに乗るかと思われたが、そのわずか2分後に水戸はクリアミスを拾ったショートカウンターから渡邉が狙い澄ましたミドルシュートを突き刺し、再びリードを3点に広げた。

 鹿島は83分に津久井佳祐の絶妙なスルーパスに抜け出したレオ・セアラがこの日2点目を決めるも反撃はそこまで。試合は4-2で終了した。次節、水戸は5日にアウェイでアビスパ福岡、鹿島は6日にホームで浦和レッズと対戦する。

【スコア】
水戸ホーリーホック 4-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 8分 渡邉新太(PK/水戸ホーリーホック)
2-0 21分 渡邉新太(水戸ホーリーホック)
3-0 48分 渡邉新太(水戸ホーリーホック)
3-1 53分 レオ・セアラ(鹿島アントラーズ)
4-1 55分 渡邉新太(水戸ホーリーホック)
4-2 83分 レオ・セアラ(鹿島アントラーズ)
編集部おすすめ