2026/27明治安田J1リーグ第5節が2日に行われ、サンフレッチェ広島名古屋グランパスが対戦した。

 4位につける広島は4節を終えて2勝2分。
直近2試合はドローが続いているが、首位の柏レイソル、2位の鹿島アントラーズ、3位のFC町田ゼルビアと並び無敗を維持している。対する名古屋はここまで2勝2敗の8位。連敗スタートとなったものの、第3節ガンバ大阪戦で初白星を挙げ、前節は後半アディショナルタイムのゴールで劇的逆転勝利を飾っている。

 序盤に主導権を握ったのはホームの広島。ボールを保持しつつ、後方からのロングフィードも織り交ぜながら敵陣ゴールに迫っていく。しかし、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、ゴールネットを揺らすまでには至らず。一方の名古屋も次第に攻撃の時間を増やしていくが、なかなかシュートまで持ち込むことができない。互いに決め手がないまま、前半はスコアレスで終了した。

 後半開始早々の53分、名古屋は後方から丁寧にボールを繋ぐと、左サイドに開いた高嶺朋樹のアーリークロスに和泉竜司が飛び込む。ポストに当たったこぼれ球を山岸祐也が押し込みネットを揺らしたが、オフサイドの判定が下され、先制点とはならなかった。さらに64分には上手くライン間でボールを受けた稲垣祥のスルーパスに木村勇大が抜け出したが、至近距離からのシュートは相手にブロックされて決定機を生かすことができない。

 対する広島は69分、新井直人が右から上げたクロスをファーサイドで鈴木章斗が収め、落としを受けたセバスティアン・アレーが深い切り返しからシュートを放ったが、GKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾の好セーブに阻まれる。
それでもその3分後、再び新井のクロスを鈴木が納め、後方でサポートに入った川辺駿がミドルシュート。これはブロックされるが、ゴール前でこぼれ球に反応した加藤陸次樹が押し込み、ついに先制に成功した。

 80分にはアレーが中島洋太朗の縦パスを引き出し、ボックス内左へ展開すると、これを受けた鈴木が右足でゴールを狙う。カーブがかかったシュートは右ポストを叩きつつネットに吸い込まれ、広島が貴重な追加点を奪った。さらに90+1分にはアレーが左足で豪快な一撃を叩き込み、試合は3-0で終了した。広島が3試合ぶりの白星を飾った一方、名古屋は3連勝を逃している。

 次節は6日に行われ、広島はアウェイでファジアーノ岡山、名古屋はホームでFC町田ゼルビアと対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 3-0 名古屋グランパス

【得点者】
1-0 72分 加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)
2-0 80分 鈴木章斗(サンフレッチェ広島)
3-0 90+1分 セバスティアン・アレー(サンフレッチェ広島)
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