◆サッカー北中米W杯▽準々決勝 ノルウェー1―2イングランド(11日、マイアミ競技場)

 ノルウェー(FIFAランキング31位)は延長戦の末、イングランド(同4位)に1―2と敗れ、28年ぶりに出場したW杯での躍進はベスト8で終わった。今大会7ゴールとチームの躍進を支えてきたFWハーランドは無得点のまま、延長前半終了時に交代。

試合後は涙も見せた“怪物”は、試合後のインタビューではさわやかな笑顔も見せ、胸を張って大会を去った。

 ―70分が経過した時点でもう完全に体力が尽きているように見えたが、105分までプレー。どのような状態だった?

 

 「きつかったですよ、本当に。今日のこの湿度の中でプレーするのは本当に独特な感覚で、きつかったです。でも、それは全員同じ条件ですから。ここで言い訳をするつもりはありません」

 ―GKのキックがピッチ上空のワイヤに当たった可能性があるシーンと、ゴール前でのイングランドDFアンダーソンとの競り合いでファウルを取られ、味方のゴールが取り消されたシーン。どう感じた?

 「カメラに本当に当たったと確定しているんですか? あなたはどう思うんですか?(質問者 私が答えるのは無理です)だったら僕にとっても答えるのは無理です。アンダーソンとの場面について言えば、あれがファウルだというなら、僕はすべての試合の、ほぼすべての競り合いでフリーキックをもらわないとおかしくなります。僕は試合中ずっと引っ張られたり、ぶつかられたりしていましたからね。あれでファウルをとるのはソフト(軽い)だと思います」

 ―今回の(W杯の)旅はあなたにとってどのようなものだったか?

 「僕のこれまでの人生の中でも、最も素晴らしい6週間でした。本当に現実離れした体験でした。今はまだ実感が湧きません。

試合直後ということもあって、少し言葉を失っているというか、気落ちもしていますが…。一生の思い出です。これまでで一番楽しかった経験ですね。チーム全員がそう思っているはずです。そして、ノルウェーの国民の皆さんも、これを信じられないほど価値のあるものとして受け止めてくれたと思っています。そうであってほしいです。みんなが喜んでくれて、国に『一体感』が生まれたなら嬉しいです。僕たちは誇りを持つべきです。同時に、将来のために、こうした試合から学ばなければなりません」

―長いプレミアリーグのシーズンとこのW杯を終えて、今どれくらいエネルギーを使い果たしたか?

 「今はもう完全にエネルギー切れです。それは正直に言っておきます。僕がこれからの数週間、何をして過ごすかは、あなたたちもすぐに嗅ぎつけるんじゃないかと思いますよ」

―試合後にベリンガムとは何を話したのか

 「ジュード(ベリンガム)は良い友人です。ドルトムントで2年間、共に素晴らしい時間を過ごしましたから、今でも連絡を取り合っています。

彼は本当にナイスガイです。彼が今日2ゴールを決めて、あのようなパフォーマンスを見せたことにも驚きはありません。ただ一つ言うなら、彼は時々『ゴールが十分にとれていない』とか何とか言われて、少し批判されすぎているように感じます。彼はそんな批判をされるような選手ではありません。世界最高の選手の一人ですし、MFでありながらゴールも決め、ピッチ上のあらゆる選手をドリブルで抜き去ることもできる。だから、彼には称賛しかありません。イングランドも、Rマドリードも、彼がチームにいてくれて幸運ですよ。誰もがジュードをチームに欲しがりますからね」

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