◆ファーム・リーグ 巨人4―2中日(12日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人・小笠原慎之介投手(28)=前ナショナルズ=が14日から始まる1軍9連戦中の19日・中日戦(東京D)で加入後初登板初先発することが濃厚となった。12日のファーム・リーグ・中日戦(Gタウン)で先発し、古巣を相手に5回91球5安打2失点。

しっかりと試合を作り「今日はゾーン内で勝負することが大きな目的で、山瀬くんのリードと守備の助けもあって2点で抑えることができました。みなさんに感謝です」とうなずいた。

 悔しげに眉間にしわを寄せて天を仰いだのは1―0の3回だった。1死一塁でかつての同僚・カリステに142キロ高め直球を左翼席へ運ばれる逆転2ランを浴び「直球はもうちょっと低めに投げなきゃいけない」と反省。それでも5回以外は毎回走者を背負いながらも最速147キロを計測した直球に「良さそうなのでもっと使っていけたら」と語るカットボールやカーブ、スイーパーなど多彩な変化球も駆使して毎回8K。球数も加入後最多で、1軍での登板を見据え2度打席にも立った。2回1死一塁での犠打は捕邪飛となったが、4回2死走者なしでは再びバントで三塁前へ絶妙に転がし(記録は三ゴロ)、1軍でのプレーのイメージを膨らませた。

 巨人加入後3度目の実戦を終え、準備は整った。「どこで投げようがしっかり中6日で回れるように、求められたところでベストパフォーマンスを出せるようにやりたい」。1軍の舞台で、いつも通り自身の仕事をこなす。(水上 智恵)

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