◆第108回全国高校野球選手権東東京大会▽3回戦 東亜学園6―0王子総合(15日・神宮)

 23年準優勝の東亜学園が、暑さ対策の効果を発揮して初戦を突破した。強い日差しが照りつけた神宮球場で、東亜学園ナインがはつらつとプレーした。

序盤から小刻みに加点し、3投手の継投で王子総合打線を2安打で零封。4日の開会式から実戦間隔が空き、調整の難しさがあった中で初戦を突破し、武田朝彦監督(48)は「大きなミスはなかった。上手に(大会に)入れた方じゃないかな」とナインの動きを評価した。

 同球場がある新宿区は最高気温33度を記録したが、事前の暑さ対策が初戦から奏功した。指揮官によると、試合前日から合宿所に宿泊。「前日の練習から、今日までやることがタイムスケジュールで決まっている」と、食事の時間から摂取する栄養素、休息に至るまで細かに管理。大型の家庭用プールにためた塩水につかったり、試合直前には栄養ドリンク「ユンケル」も飲んだ。3年前から専門家の意見を取り入れて対策してきた結果、夏の大会で足をつった選手はゼロだという。

 「4番・一塁」で出場し、5打点を挙げた荒井哉汰(かなた)投手(3年)が「指導者のおかげで(調整が)できた」とうなずけば、武田監督も「最大限の状態で入れるよう、万全にやってきている。暑さという不安は特にない」とキッパリ。熱い戦いで頂点を狙う。

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