◆第108回全国高校野球選手権静岡大会 3回戦藤枝明誠5―4知徳(18日・愛鷹)

 3回戦8試合が行われ、藤枝明誠が春の県王者・知徳を5―4で撃破した。1点リードして迎えた7回から登板した左腕・松下歩叶(あゆと、3年)が追加点を許さず、4年連続16強へ導いた。

19日は3回戦の残り8試合が行われる。

 王者として臨んだ知徳のリードオフマン・高橋は最後の打席で空振り三振。「3年間やってきたことが終わってしまった。(皆に)申し訳ない」。涙が止まらなかった。

 安打数では9対7と藤枝明誠を上回った。6回には主将の6番・津布久晃佑(つぶく・こうすけ)外野手(3年)が左越え2点適時二塁打を放ち、1点差に迫ったが、あと一歩届かなかった。左腕エースの渡辺大地(3年)が右太ももに肉離れを負うなど、負傷者が続出する中での戦いだった。渡辺は泣き崩れる高橋に駆け寄り、「舵真が打てないなら誰も打てない」と思いを伝えた。

 初鹿文彦監督(50)は「明誠さんが強かったの一言に尽きる。目いっぱいやった結果」とナインをたたえた。

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