◆第108回全国高校野球大阪▽5回戦 近大付12―0豊中=5回コールド=(22日・万博記念公園野球場)

 春夏通算12度の甲子園出場を誇る近大付が豊中を下し、2022年以来4年ぶりの準々決勝進出を決めた。「4番・指名打者」で出場した吉岡来輝(3年)が3ランを含む4打数4安打7打点の大活躍。

1番にはソフトバンクの小久保裕紀監督の甥(おい)である小久保成逢(せいあ)内野手(3年)が名を連ねた。

 4番の快音が球場に響き渡った。初回1死一、二塁の好機。左前適時打を放ち先制点を奪うと、2回には左翼席に飛び込む豪快な3ランを放った。吉岡の勢いはまだ止まらない。4回には1死三塁から適時三塁打。5回には2死二、三塁から中前適時打で2点を追加した。二塁打を放てばサイクル安打達成も5回コールド勝ちで次の打席は回ってこなかった。7打点の活躍に吉岡は「バッティングの調子が良くなってきている。その結果が出た」と手応えを口にした。

 藤本博国監督は「吉岡も打つが小久保、神田、北本の上位打線が仕事をしているおかげでもある」と打線のつながりを評価。そんな強力打線の切り込み隊長であり、球界で活躍する叔父を持つ小久保は「プレッシャーもあるけど、注目されるのはうれしいこと。

やってやろうという気持ちになる」と笑顔をみせた。

 24日に行われる準々決勝は履正社と対戦する。指揮官は「甘くはない。とにかく一戦一戦、戦っていくだけ」と前を見据えた。

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