◆第108回全国高校野球選手権山梨大会▽決勝 東海大甲府5―3帝京三(22日・山日YBS球場)

 夏14回、春6回の甲子園出場を誇る強豪・東海大甲府が3年ぶりの甲子園出場を決めた。

 試合開始前に38度を記録するなど、猛暑の中での一戦。

堂々の戦いで帝京三を退けた。3回2死一、二塁、4番・伊沢拓真(3年)の適時打で2点を先制。5回にも1点を追加すると打線の勢いは止まらず、7回にも2点を追加。8回までに11安打5得点と試合を作り、9回の反撃を3点に抑えて逃げ切った。

 東海大甲府の打線に火をつけたのは主将の田中楓真内野手だった。準決勝では4点を追う9回、走者一掃の適時二塁打を放ち逆転勝ちの立役者となった。決勝の大一番でも2回無死、この日チームの1本目となる安打を放った。

 スタンドからは母・智子さんも試合を見守った。試合前には毎回「絶対に勝つ」と連絡が来るといい、一致団結したチームの様子に「チームのみんなが楓真のことを慕ってくれているみたいで本当にありがたい」と表情をほころばせた。7回無死一、三塁で貴重な追加点となる右前適時打を放つと、応援歌に合わせてスタンドから笑顔で歓声を送っていた。

 悲願の甲子園出場。頼れる主将は「山梨県代表として恥じないように、一勝でも多く勝ち抜いて優勝を目指していきたい」と目を輝かせた。

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