◆第108回全国高校野球兵庫大会▽決勝 社3―2明石商(26日・ほっともっとフィールド神戸)

 明石商が1球に泣いた。最速145キロ右腕の仲吉が1点リードの8回1死一塁で社・小倉に逆転2ランを浴びた。

準決勝の神戸国際大付戦で160球の10回完投から中1日。「自分のせいで負けさせてしまった。先輩たちに申し訳ない」とうなだれた。

 5回に米田大希右翼手(2年)が先制打。同点の7回には4番・大塚が中前タイムリー。犠打もしっかりと決め、狭間善徳監督(62)は「少ないチャンスをものにするウチの野球はできていたんですけど」と悔しがった。

 仲吉、大塚の2年生バッテリーは大会前にベンチ入りを外れた3年生から「甲子園に連れて行ってくれ」と託されていた。涙の終戦に先輩から感謝と激励を受けた大塚は「1球の重みを知りました」と痛感。仲吉は「(新チームは)自分が引っ張っていく」と先輩の思いを受け継ぎ、リベンジを誓っていた。(高柳 義人)

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