日本野球機構(NPB)と12球団によるプロ野球実行委員会が3日、東京都内で行われ、2軍戦で、新たな暑熱対策を取り入れることが決まった。屋外球場で気温が40度近辺の猛暑となった場合は主催球団の判断で試合中止を決め、正午や午後1時開始の試合など気温の上昇が著しい時間帯を避けて、開始時間を送らせる処置が可能となる。

 NPB・中村勝彦事務局長は「酷暑対策で試合開始予定(時刻)をホームチームの判断でできるという形になりました」と説明。開始時間を午後2時や3時に遅らせることも可能となった。水分補給も投手だけでなく必要に応じて野手もできるようになった。

 7月22日にさいたま市のロッテ浦和球場で行われたファーム・リーグのロッテ―オリックス戦が、猛暑のため4回途中でノーゲームとなった。NPBによればセ・パ公式戦で暑さを理由にノーゲームとなった記録はなく、ファーム公式戦でも「確認できる範囲ではない」という前代未聞の事態となった。

 同市の気温が36・7度を記録した正午に試合開始。熱中症警戒アラート中、4回の攻撃で和田康士朗外野手(27)ら複数人の体調不良者が出て、試合続行が不可能と判断し、中止が決まっていた背景がある。

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